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Lenovoが「Copilot+ PC」準拠のAI PCを一挙投入 Core Ultra 200V搭載モデルは「Aura Edition」に

ITmedia PC USER / 2024年9月6日 21時0分

・Smart Share(スマートシェア):タップ操作でスマートフォンとPCをスムーズに連携

・Smart Care(スマートケア):Lenovoのオンラインサポートと、連携してチャットボット形式で24時間365日サポートを提供

 Smart Modesには「Shield」「Attention」「Collaboration」「Wellness」の4種類の動作モードがあり、それぞれ「セキュリティ機能(VPNなど)の強化と自動化」「作業に集中するための各種タスクやタイマー設定」「バーチャル会議におけるパフォーマンスや動作の最適化」「姿勢や画面の凝視時間などを計測して健康状態のチェックとアラートを出す」といった機能を有効化できる。

 Windows 11にはスマートフォンとの連携機能「Phone Link(電話リンク)」が実装されているが、Smart Shareはスマホとの連携をよりスムーズに行うための機能だ。

 BluetoothとWi-Fi(無線LAN)でのリンクが両者間で確立している状態を前提に、スマホをPCに“タップ”すると連携アプリが起動し、ファイルのドラッグ&ドロップで両者間での写真などのファイルを簡単に共有できる。タップ操作は、AIによって両者の位置関係を判断してタップしているかどうかを判定しているとのことで、特別なハードウェアを必要としない。

 ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura EditionとLenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9は、いずれもCore Ultraプロセッサ(シリーズ2)を搭載し、「Copilot+ PC」の要件を満たしている。Microsoftが11月に予定しているWindows 11向けのアップデートを適用することでCopilot+ PCの特徴的な機能を利用できるようになる見通しだ。

●Ryzen AI 300シリーズを搭載するモデルも複数投入

 今回の発表では、6月に発表されたAMDの最新APU「Ryzen AI 300シリーズ」を搭載する新モデルも披露された。

 Ryzen AI 300シリーズはピーク時のAI演算パフォーマンスが最大50TOPS(毎秒50兆回)となっており、Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)と同様にCopilot+ PCの要件を満たす。

 「ThinkPad T14s Gen 6 AMD」は、ThinkPad Tシリーズの14型モバイルモデルの第6世代だ。既にSnapdragon X Elite搭載モデルが発売済みだが、そのRyzen AI搭載版という位置付けとなる。日本展開は未定だが、ヨーロッパでは11月に発売される予定だ。ヨーロッパにおける最小構成の想定価格は2199ユーロ(約34万9400円)

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