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Lenovoが「Copilot+ PC」準拠のAI PCを一挙投入 Core Ultra 200V搭載モデルは「Aura Edition」に

ITmedia PC USER / 2024年9月6日 21時0分

 搭載APUは、未発表の「次世代Ryzen AI PROプロセッサ」とされているが、順当に行くとRyzen AI 300シリーズに企業向け管理/セキュリティ機能「AMD PRO」を追加したものだと思われる。ディスプレイは1920×1200ピクセルの14型IPS液晶で、カスタマイズモデルではタッチ非対応パネル(sRGB色域100%カバー)とタッチ対応パネル(NTSC色域45%カバー)から選べる。

 「ThinkBook 16 Gen 7+」と「Yoga Pro 7 Gen 9」については、共にAPUとして「Ryzen AI 9 365」を搭載する。Ryzen AI 9 365はRyzen AI 300シリーズに新たに加わったモデルで、CPUコアは10基20スレッド(Zen 5コア4基+Zen 5cコア10基)、稼働クロックは最大5GHzだ。内蔵GPUは「Radeon 880M」(12コア)となる。

 ビジネス市場をターゲットにしたThinkBook 16 Gen 7+に日本展開は未定で、ヨーロッパでは12月の発売を予定している。ヨーロッパにおける最小構成の想定価格は999ユーロ(約15万8700円)だ。コンシューマー市場をターゲットにしたYoga Pro 7 Gen 9は、日本でも9月下旬~10月初旬に発売される予定で、想定価格は25万9820円となる。

 AMD製APU搭載製品としては、モバイル向けRyzen 7000シリーズを搭載した「IdeaPad Slim 5 Gen 10(13インチ/15インチ)」も登場する。本モデルの日本展開は未定で、ヨーロッパでは10月に発売される予定だ。ヨーロッパにおける最小構成の想定価格は699ユーロ(約11万1000円)となる。

●Snapdragon Xシリーズ搭載モデルも拡充

 スマートフォン向けSoC(System on a Chip)で知られるQualcommは、「Snapdragon X Elite」「Snapdragon X Plus」と立て続けにノートPC向けSoCを投入している。これらSnapdragon Xシリーズは、Armアーキテクチャベースの自社開発CPUコア「Oryon(オライオン)」と、高い性能を誇るNPU「Hexagon(ヘキサゴン)」を備えることが特徴だ。

 Snapdragon Xシリーズは、Microsoftの「Surface Pro(第11世代)」「Surface Laptop(第7世代)」で採用された他、Lenovoも「Yoga Slim 7x」「ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon」で採用済みだ。

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