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Lenovoが「Copilot+ PC」準拠のAI PCを一挙投入 Core Ultra 200V搭載モデルは「Aura Edition」に

ITmedia PC USER / 2024年9月6日 21時0分

 今般、QualcommはSnapdragon X PlusからCPUコアを削減してコストを抑制した「Snapdragon X Plus 8-core」を投入した(従来のSnapdragon X Plusは「Snapdragon X Plus 10-core」に改称)。CPUコアは2基少なくなったものの、45TOPSのピーク性能を備えるHexagonはそのままで、Copilot+ PC準拠のAI PCとしてのパフォーマンスは妥協がない。

 Snapdragon X Plus 8-coreのリリースに合わせて、LenovoはSnapdragon Xシリーズ搭載ノートPCのラインアップとして「ThinkBook 16 Gen 7」「IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9」「IdeaPad Slim 5x Gen 9」を追加する。

 ThinkBook 16 Gen 7は中小ビジネス向けの16型ノートPCで、Snapdragon X Plus 8-coreを搭載する構成も用意される。本モデルの日本展開は未定だが、ヨーロッパでは10月に発売される予定だ。ヨーロッパにおける最小構成の想定価格は819ユーロ(約13万1100円)となる。

 IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9は、Snapdragon X Plus 8-core X1P-42-100(最大3.2GHz)を搭載する14型2in1 PCで、タッチ対応有機ELディスプレイを搭載する“多目的モデル”という位置付けだ。日本では9月6日からレノボ・ジャパンの直販サイトで販売を開始しており、想定価格は11万9790円前後となっている。

 IdeaPad Slim 5x Gen 9は14型クラムシェルノートPCで、IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9と同じくSnapdragon X Plus 8-core X1P-42-100を搭載している。メモリを32GB搭載することで、メモリをより多く使うアプリでも利用しやすいことが特徴だ。日本では9月下旬から10月初旬に発売する予定で、想定価格は14万9800円前後となる。

● 企業の「AI PC」導入を支援する施策

 Lenovoでは新製品の他、AI PCを利用するユーザー向けの支援策を複数発表している。

 「AI PC Fast Start」というサービスでは、企業がAI PCを導入して生産性をより向上するに当たって、必要な情報やアドバイスを提供し、社内へ実際に展開するに際に必要な設定/管理を支援する。これにより、AI PCへのスムーズな移行を促進するのだという。

 Lenovoのセキュリティソリューション「ThinkShield(シンクシールド)」では、SentinelOneの「Singularity Platform」がポートフォリオとして加わる。ThinkShieldでは、エンドポイントの深い部分からクラウドまでを包含しているが、保護ソリューションが提供されるが、Singularity Platformがプラスされることで、より強固なセキュリティを期待できるようになる。

 クリエイター向けのAIソリューションでは、CES 2024に合わせて発表された「Lenovo Creator Zone」が改めてフィーチャーされている。Creator Zoneでは自然言語で入力したテキスト情報を基に画像の生成や編集が可能だが、現時点において日本では利用できない。早期対応を期待したい。

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