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なぜ“まだ使えない”Apple Intelligenceを推すのか? 新製品から見えるAppleの狙い

ITmedia PC USER / 2024年9月11日 17時45分

 睡眠時の有用性がアップしたことでバッテリー性能への要求も高まるところだが、従来の「最長18時間」という駆動時間はそのままだが、その代わりに充電速度が向上している。公称では30分の充電で容量の80%まで充電できるとのことだ。

 従来のApple Watchはケースが「アルミニウム」か「ステンレス」だったが、Series 10ではステンレスケースが廃止され、代わりに「チタニウム(チタン)」ケースモデルが用意される。チタンケースは高級感と軽量性の両立を実現している。

 アルミニウムケースについては、光沢仕上げの「ジェットブラック」カラーが追加された。このカラーはシリカ研磨による光沢仕上げに30層ものイオンプレーティング加工、さらにDLC(ダイアモンドライクカーボン)コーティングを採用した特別なカラーだ。

 チタンケースの採用に合わせて、純正のステンレスストラップは、チタンモデルのカラーに合わせたラインアップに一新される。

 なお、Apple Watch Ultra 2は継続販売されるが、新たに「ブラックチタニウム」が追加され、チタン素材を用いたより高級なミラネーゼループを採用したモデルも用意されている。

●新型「AirPods 4」はライバルキラーに

 Appleのワイヤレスイヤフォン「AirPodsシリーズ」は、発売以来世界で最も売れているワイヤレスイヤフォンであり続けてきた。その強みに関して改めてここで伝える事はしないが、今回発表された第4世代の「AirPods 4」は、ライバルたちが価値を見いだしてきた「AirPodsがカバーしていない領域」の製品も駆逐しかねない。

 従来のAirPodsは、あえて遮音性を追求せず、耳にかけるだけの軽快な装着感を魅力としてきた。しかし、AirPods 4では、カメラやレーザーによる立体スキャン技術で数千もの耳の形状を分析し、より多くの人に快適にフィットする新しい形状をデザインしたという。

 音質面でもより豊かな低音と澄んだ高音を実現しているというが、こればかりは実機でなければ確認できない。しかし、より注目したいのは、AirPods 4にアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したモデルも用意されていることだ。

 オープン型イヤフォンのANC搭載モデルは、Huawei(ファーウェイ)が先鞭(せんべん)をつけた領域だ。何といっても「軽快な装着感」と「ノイズコントロール」を両立できることがメリットだ。

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