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なぜ“まだ使えない”Apple Intelligenceを推すのか? 新製品から見えるAppleの狙い

ITmedia PC USER / 2024年9月11日 17時45分

 特に機械学習による適応型ノイズキャンセル機能は、周囲の状況やユーザーの行動予測に応じた適切な動きが期待できる。オープンエアの軽快な使用感をそのままに、店舗での買い物や友人との会話時がスムーズに行え、さらに突然の騒音に対しても難聴リスクを抑えることが可能になるだろう。

 常時、装着していても快適なオープンエアならではの価値だが、同時に最近の流行であるフルオープン型イヤフォンへのアンチテーゼとなるかもしれない。

 一方、密閉型ワイヤレスイヤフォンの「AirPods Pro(第2世代)」には、アップデートにより聴覚補正機能を導入するという。正規の補聴器ではないものの、補聴器と同等の音声補正が行えるとのことだ(※1)。

(※1)海外では補聴器の購入に処方せんが必要な国が多いため、補聴器として扱うには法的なハードルがある(日本では処方せん不要で購入可能だが、事前に耳鼻科医との相談が推奨される)

 繰り返しだが正規の補聴器ではないし、そもそも最長5時間しかバッテリー駆動できないため、「1日中聴覚をサポートするデバイス」として運用できない。しかし、スマホアプリが提供する聴覚テストだけで聴覚の補正を行えるとなれば、補聴器を補完するデバイスとして普及するかもしれない。

 この機能は対象国における保健機関の製造/販売承認を得た上で、2024年秋をめどに日本を含む100超の国/地域で利用できるようになる見込みだ。

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