1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

XRグラス「RayNeo Air 2s」、エンタメ用途はバッチリ! じゃあビジネス活用では……?

ITmedia PC USER / 2024年9月17日 12時5分

 そもそもですが、RayNeo Air 2sとしてはこうしたPCでの利用等は売りにされていません。エンタメ利用のガジェット、という位置付けでしょう。エンタメもビジネス利用も、とお考えの方は、他のXRグラスを選択されるのがよいかと思います。

●エンタメとしての利用は快適!

 エンタメとしての利用、つまり、YouTubeやNetflix、ゲーム等の画面表示としての利用です。これらの体験は、かなり素晴らしいです。

 スマホ等にUSB Type-Cケーブルを接続すれば、目の前にデカデカと画面が表示されます。画面の輝度や音量は、メガネのテンプル部分に物理ボタンがあるため、調整が容易です。この手の操作は、やはり物理ボタンがあるのが強いですね。

 音質も良く、個人的には動画などを見る分には全く気になりません。そもそも音質にこだわる場合は、それなりの専用機材が必要となるでしょう。

 そして「Whisperモード」という、周囲に音漏れしづらくなるモードがあります。こちらを使って身近な人に音漏れ具合を尋ねましたが、かなり音は消えているようです。あまりに静寂な環境でなければ、音が鳴っていると分からなさそうです。ただし、当然音量によるので、マナーを守りつつ楽しみましょう。

 個人的には、カフェなどで「自分には聞こえる小さめの音でYouTubeを見る」という使い方は問題ないと感じます。

 なお、サングラス自体が濃いので、AR(現実世界に、画像情報を浮かせて表示する)というよりは、没入感の方が高いように感じます。とはいえ、完全に周囲を遮断する暗さではないので、そうした利用をしたい方は注意が必要です。

●関連グッズの活用で、さらに快適に

 RayNeo Air 2sの関連グッズである「RayNeo Pocket TV」も試してみました。これは、Google TVが内蔵されているバッテリー付きリモコンです。

 画面のないAndroidスマホみたいなものです。Androidそのままというわけではありませんが、YouTube、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、Netflixなど、さまざまな動画アプリが動作します。Androidアプリの追加も可能で、私がよく使うDLNAに対応した「nPlayer」というアプリも利用できました。最大2TBのmicroSDメモリーカードも使えたので、直接データを入れて持ち運ぶことも可能です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください