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「Microsoft 365 Copilot」に再度名称変更! 「Copilot Pages」「Copilot agents」など仕事で役立つ機能が利用可能に

ITmedia PC USER / 2024年9月17日 17時40分

 新機能の詳細な説明は、ナデラCEOに続いて登壇したジャレード・スパタロ氏(ビジネス向けAI担当執行役員)が担当した。

 スパタロ氏は以下のように述べ、今回の発表に限らず、Microsoft 365 Copilotの機能拡張を今後とも続けていくと強調した。

 既にMicrosoft 365 Copilotを利用している1000近い顧客からたくさんのフィードバックをもらっている。我々はそれらに真摯(しんし)に耳を傾け、700の製品アップデート、150の新機能、性能の向上などを実現してきた。

 (サービス開始当初と比べて)Copilotの応答性は2倍になり、顧客の応答性への満足度は3倍になっている。今後も機能拡張を続けていく予定で、OpenAIが発表した「o1」への対応などもしていく計画だ。

 通常、CopilotのようなAIツールに聞いた結果(応答)は、OSやアプリのコピー&ペースト機能などを利用して、WordやPowerPointなどに貼り付けて保存しておくというのが一般的なビジネスパーソンの使い方だと思う。Copilot Pagesでは、聞いた結果をそのまま貼り付けることで他のユーザーにサッと共有できる。

 単に共有/保存するだけでなく、Copilotの機能を利用してPageにデータを追加することも可能で、Pages上でプロジェクトの進行を管理といった使い方もできる。

 Copilot Pagesは既にロールアウトが始まっている。Microsoft 365 Copilotのユーザーは段階的に利用できるようになり、9月中には一般提供(対象全ユーザーへの提供)となる予定だ。

●Microsoft 365 AppsのCopilot機能も拡張

 続けて、Microsoft 365 AppsにおけるCopilot機能の拡張について説明された。その概要は以下の通りだ。

Copilot in Excel

 Copilot in Excelは従来プレビュー提供だったが、今回正式版に移行する。基本的にはCopilotを利用してデータの処理をより効率よく行える拡張を中心に実装される。既にロールアウトが始まっており、9月中には一般提供(対象全ユーザーへの提供)となる予定だ。

 また、Excelではパブリックプレビュー版として「Copilot in Excel with Python」も実装される。プログラミング言語「Python」をノーコードで利用して、各種のデータ分析が可能だ。

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