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日本HPの「OmniBook Ultra Flip 14」は、GPT-4を実質無料で使えるCore Ultra 200V採用のAI PCだ! 20万円切りのQualcomm搭載モデルも追加

ITmedia PC USER / 2024年10月5日 7時5分

 パフォーマンスモデルとスプリームモデルについては、純正の「HP リチャージャブル MPP2.0 アクティブペン」が付属する。その名の通りMPP2.0準拠の充電式で、本体側面に磁力で取り付けられるようになっている。スタンダードモデルも、MPP2.0規格のアクティブペンを別途用意すればペン入力可能だ。

 Webカメラは約900万画素で、顔認証用の赤外線撮影にも対応する。このカメラとNPUを生かした画質改善機能「Poly Camera Pro」(後述)を搭載する他、「ページ送り」「音量アップ/ダウン」などに対応するジェスチャー操作機能も備えている。

 キーボードはLEDバックライト付きの日本語配列で、Copilotキーもある。日本市場のユーザーの動向を踏まえて、本製品の日本語キーボードは方向(カーソル)キーの形状を他言語とは変えている。キーボードの右上にある電源ボダンは、指紋センサー付きだ。

 キーボードの下部には大型のハプティックタッチパッドを備えている。

 ポート類は、左側面にUSB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2) Type-C端子とイヤフォン/マイクコンボ端子を、右側面にTunderbolt 4(USB 40Gbps/USB4 Type-C)端子×2を備えている。

 USB Type-C端子は、いずれもUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応している。

 本体サイズは約313(幅)×216(奥行き)×14.9(厚さ)mmと、従来のSpectreシリーズの14型2in1モデルよりもコンパクトになっている。重量は約1.34kgで、コンバーティブル構造のモデルとしては比較的軽量な部類に入る。

●GPT-4が実質無料で使える「HP AI Companion」

 HP OmniBook Ultra Flip 14には、本製品を含むHP製Copilot+ PC共通の独自AIアプリ「HP AI Companion」がプリインストールされている。

 このアプリはAIによって日々のタスクの質を高めることをコンセプトとしており、大きく「Discover」「Analyze」「Perform」の3機能を備えている。

Discover

 Discover機能では、OpenAIが開発した言語モデル「GPT-4o」を活用して、「情報の検索」「コンテンツの生成/要約」「AI関連情報の提供」などを行う。ChatGPTのような対話型インタフェースを備えており、ユーザーは文章で質問すると、それに回答してくれる。

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