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「Adobe Creative Cloud」が2025年版に より一層の生成AI活用とコンテンツ制作効率向上を実現

ITmedia PC USER / 2024年10月14日 22時5分

 なお、現時点では生成拡張で作れる映像には以下の制限が加わる。

・解像度はHD(1280×720ピクセル)またはフルHD(1920×1080ピクセル)のみ

・アスペクト比は16:9のみ

・フレームレートは12~30fps

・カラーは8bit/SDRまで

・音声はモノラル(1ch)またはステレオ(2ch)

●Lightroom:Web版とモバイル版に「クイックアクション」を追加

 写真の編集/現像を行う「Adobe Lightroom」では、従来は早期アクセス版として提供されていた「生成AI削除」が正式(一般)提供される。また、アプリやサービスのパフォーマンスが全体的に高速化されている。また、以下のメーカーのカメラの一部モデルにおいてFrame.ioの「Camera to Cloud(C2C)」に対応する。

・キヤノン

・ニコン

・Leica Camera(ライカ)

 他に、以下のアップデートが行われる。

・現像モジュールのパフォーマンス向上(Lightroom Classic)

・Windows版アプリでは画像ナビゲーションの操作性も改善

ニコン製カメラにおけるテザー撮影のパフォーマンス向上

・カメラの検出時間を約1秒に短縮

・新しいモデルの一部ではデータの読み出し速度が最大3倍に

・古いモデルでも読み出し速度が2倍に

HDRサポートの拡大

・「追加のビュー」におけるHDRコンテンツ表示の(全アプリで対応)

・HDR写真の書き出し時に「ISOゲインマップ」を埋め込み可能に

・Googleの「Pixel 9シリーズ」でHDR閲覧/編集をサポート(Android版Lightroom)

・動画のHDR編集をサポート(Apple Silicon向けmacOS/iOS版Lightroom)

「プレビュー管理コントロール」の実装(Lightroom Classic)

・プレビュー保存に使うストレージ容量を制限することで、古いプレビューを自動破棄・「カタログ」のアーカイブに対応(Lightroom Classic)

・カタログのアップグレード時に名前変更が不要に

アプリ全体のパフォーマンス改善(Android版Lightroom)

・グリッドビュー時のRAW画像の読み出し時間が88%短縮

・被写体のマスク生成は40%高速化

・「レンズぼかし」編集を施したJPEGファイルの書き出しは3倍高速化

 また、Lightroomのモバイル版(iOS/Android版)とWeb版には、マスクを自動生成する「クイックアクション」が実装される。ただし現時点では早期アクセス版として提供されるため、使いたい場合はプラットフォームごとに所定の手続きを行う必要がある。

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