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「Adobe Creative Cloud」が2025年版に より一層の生成AI活用とコンテンツ制作効率向上を実現

ITmedia PC USER / 2024年10月14日 22時5分

 また「映像トレース」機能も強化されており、ドローイングされた画像をベクターベースに変換する手順の簡素化と高速化を行ったという。これにより、従来バージョンよりも変換結果で「こうじゃない」というシーンが減るという。

 他に、以下のアップデートが行われる。

・「モックアップツール」の正式(一般)提供

・高品質なビジュアルプロトタイプを簡単に作成できる機能

・今まではβ版アプリで利用できた

・正式提供に合わせて、UXの合理化やワークフローの高速化も実施

グラデーション作成の迅速化

・スウォッチパネルから直接作成可能に

・グラデーションパネルにドラッグ&ドロップすることも可能

マルチスレッド処理の実装

・リンクされた画像の各種処理の応答速度を最大5倍高速に

範囲選択の機能改善

・選択ツールまたはグループ選択ツールを使用してオブジェクトを矩形選択する際に、完全に囲まれたオブジェクトのみが選択されるように

PDFファイルへの直接書き出し機能を実装

「生成拡張」「画像生成」の正式(一般)実装

・他アプリと同様にFireflyベースに

・中国本土(Mainland China)では利用不可

 なお、今回の新バージョンでは、「Illustrator CS」(2003年、バージョン11)から使われてきたテキストエンジンが一新され、従来は不可能だった文字組みの更新が可能となる。

 これに伴い、新バージョンでIllustrator 2024(バージョン28)までに作ったファイルを開くと、新しいテキストエンジンを使うかどうか尋ねるダイアログボックスが表示される。ただ、旧エンジンを前提としたファイルを新エンジンで開くと、レイアウトにずれが生じる恐れがある。そこで、新バージョンのアプリでは、新旧エンジンの文字組みを比較確認しながら調整できる機能も新規実装されている。

●Adobe Express:Lightroom/InDesignファイルを読み込み可能に

 メディア作成アプリ「Adobe Express」では、以下の機能が実装された。

・LightroomやInDesignのファイルの直接読み込み

・Lightroomで管理しているアルバムや、InDesignで作成したファイルを活用可能に

テキストや画像に自動でアニメーションを付ける機能

テキストの流し込みのサポート

・テキストボックスの並べ替えや連結が可能に

文字や画像を“手書き(手描き)”で追加する機能の実装

プレセンテーション作成機能の強化

・PowerPointファイルを直接読み込んでグラフ/表を追加可能に

・スライドの非表示も切り替え可能

・モバイルアプリでもプレセンテーション作成が可能に

コンテンツの「一括作成」を実装

・生成AIを活用しつつ、アセットのデザインのバリエーションを一気に作成

コンテンツの文書の書き換え機能の拡充

・文章の言い換え/短縮/語調変更をワンクリックで可能

コンテンツの翻訳機能の実装

・日本語を含む46言語に対応

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