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M4ファミリー搭載Macは新規や買い増しだけでなくM1/M2ユーザーの買い換えにもお勧め――使い比べて分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年11月22日 12時5分

●USB Type-C端子になったMagic Keyboardは一部のキーに変更

 ところで、今回に新モデルに合わせて、Magic Keyboard(ごく一部を除く)、Magic Trackpad、Magic MouseといったLightning端子を搭載するデバイスは、USB Type-C端子に置き換わった。

 既報の通り、M4チップ搭載のiMacに付属するMagic KeyboardとMagic Mouseも、USB Type-C端子搭載の新バージョンに更新されている。

(※1)Magic Keyboardについては、8コアCPUモデルはテンキー/Touch IDなし、10コアCPUモデルはテンキーなし/Touch ID搭載のものが標準となる(カスタマイズモデルでは変更可能)。Magic Mouseについては、カスタマイズモデルではMagic Trackpadに変更できる

 今回レビューしたiMacには、テンキー/Touch ID付きMagic Keyboardが付属していたのだが、実はUSB Type-C端子搭載キーボードは一部のキー配置が変更されている。具体的には、メインキーの右下に入力言語の切り替えキーが追加され(※2)、BackSpaceキーの右側にポップアップメニューを表示させるキーが追加された。

(※2)テンキーなしのMagic Keyboardも同様の変更を実施している

 ポップアップメニューをキーボードからも操作可能にしたのは、「将来的により便利に使えるように」といった何らかの意図もあるのかもしれないが、現時点ではこのキーが必須となるような場面は感じていない。むしろ、BackSpaceキーの右側にあるので、ミスタイプで後方の文字を消すつもりがポップアップメニューが起動してしまい、操作が滞ってしまうこともある。ただし、そこは“慣れ”だけだろう。

 現時点ではあまり気にする必要はないと思うが、特にテンキー付きMagic Keyobardを選びたい人は、チェックしておくといい。

●ポテンシャルがより高まったM4ファミリー搭載Mac 処理余力は心強い

 性能面のレビューは別記事に譲るとして、最後に個人的な感想も交えつつ、まとめに入ろう。

 M4チップ搭載の新しいiMacは、アプリの性能向上も明らかで、また先代(M3チップモデル)と比べると熱に関しては有利になっているように感じられた。

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