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カスタマイズで左手デバイスにもなる東プレのテンキー新モデル「REALFORCE RT1 Ten Keyboard」を試す

ITmedia PC USER / 2024年12月3日 11時0分

 サイズは実測値で89(幅)×152(奥行き)×37(高さ)mmで、重量は公称約300gのところ、実測は291gだった。なお、USBケーブルの取り外しはできず、高さを出して手前にキーを傾けられるスタンドが底面に用意されている。

 では、さっそく使ってみよう。

●数字を入力するだけなら挿すだけで手間いらず

 まずはスプレッドシートを開き、大量の数字を入力していこう。今回用意したのは、貯まったレシートの内容を転記するためのもので、ほぼ数字のみで入力していけるよう、「勘定科目」は表引きの関数を利用した。

 RT1テンキーは、数字を入力していくだけであれば、一般的なテンキーと同じようにプラグ&プレイで使うことができる。PC本体の、またはUSBハブのUSB Standard-A端子にRT1テンキーのケーブルを挿すだけだ。

 NumLockキーのLEDインジケーターが点灯していれば数字を入力できるし、消灯していればカーソルキーの役割を担う。

 数字だけであれば、使い慣れているキーボードと同じ静電容量無接点方式スイッチなので、すいすいと入力が進む。

 NumLockキーが使いやすい場所にあるのは良いと感じた。というのも、セルの中身を確定した後、2つ左にあるセルの中身が間違っていた、ということに気づいたときにわざわざ文字入力用のキーボードの右下に指を持っていったり、マウスに手を伸ばしたりするより、今使っているテンキーだけで事足りるからだ。

 NumLockキーを押してカーソルキーモードにして左右へとセルを移動していけば良い。「テンキーに、こんな使い方があるのか」と目からウロコ状態である。

 ただ、Excelもそうなのだが、スプレッドシート内でセル(カーソル)を移動させる際、基本的に横方向へ移動させたい。Tabキーで移動させたいのだ。

 しかし、RT1テンキーのTabキーは上部に鎮座している。ひんぱんに使うのに、指を伸ばさなければならないというのは、プチストレスを募らせるものとなった。

●慣れるより私色に染める!

 テンキーに慣れていないこともあり、プチストレスを感じてしまう入力体験だったが、それなら押しやすいキーをTabキーにしてしまえば良い。それができるのがRT1テンキーの良いところだ。

 そのために、まずはユーティリティーのREALFORCE CONNECTを導入する。ユーティリティーをインストールすると、デフォルトでデスクトップにソフトウェア起動アイコンが作られる。こちらをダブルクリックして起動しよう。

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