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Ryzen AIと7型OLED搭載の「OneXFly F1 Pro」とAMD Radeon RX 7800M内蔵の外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」を触ってきた

ITmedia PC USER / 2024年12月21日 12時0分

 山田社長が最も強調していたのは、7型ポータブルゲーミングPCというカテゴリーで初めて搭載したというOLEDパネルの良さについてだ。「OLEDなので黒が締まる。他社の7型ポータブルゲーミングPCと比べても、前モデルと比べても非常に明るい最大800ニトという輝度で、レベルの違いを見るだけで納得してもらえると思う」と述べた。

 コントローラー部には「非対称デュアルリニアモーター」を内蔵しており、左右で別々の振動を再現するためゲームへの没入感を高めてくれる。

 また、ユーザーから「内蔵バッテリーが膨らんでしまった」という声を受け、新たに「いたわり充電」と「バイパス充電」に対応した。いたわり充電は、OneXConsoleを使うことで最大80%充電に設定できる。バイパス充電は、電源を接続しながらゲームプレイをする際、バッテリーを介さず本体へ給電することで、バッテリーへの負荷を減らすというものだ。

 山田社長は、「バイパス充電のおかげで、バッテリーの劣化を気にすることなくデスクトップPCのような使い方もできるようになる」とポータブルゲーミングPCとして以外の活用方法を提案していた。

 なお、これらの機能はBIOS(UEFI)とOneXConsoleのアップデートによって、既存モデルでも利用できるようになる。方法についてはテックワンのサポート記事を参考にしてもらいたい。

●先行購入者に「オリジナルネームタグ」をプレゼント

 OneXFly F1 Proの発送は2025年1月10日にスタート予定だが、1月31日までの購入者限定で、コントローラー下部をカスタマイズするオリジナルネームタグの特典が付く。文字数が限られるものの、自分の名前やeスポーツチーム名などを入れてカスタマイズすれば、愛着がわくことだろう。

 山田社長は「eスポーツチームの宣伝のためにも、ぜひ活用してもらいたい」と語っていた。

 また、中国からビデオ通話に参加したワンCEOは、「AMD Ryzen AI 9 HX 370とOLEDを備えたハイスペックモデルとして開発した。さらに、ユーザーから要望の多かったバッテリー問題も解決することができた。長く使ってもらえる製品になったのではないか」と語っていた。

●ONEXGPU 2は“外付けGPUステーション”だ

 ONEXGPU 2について山田社長は「外付けGPUボックスではなく外付けGPUステーションと呼ぶにふさわしい製品だ」と語る。USB4またはThunderbolt 4でPCと接続することで、最大3画面、4K/8K出力が可能になるのに加え、USBハブ機能、SSDの追加などを行えるからだ。

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