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Ryzen AIと7型OLED搭載の「OneXFly F1 Pro」とAMD Radeon RX 7800M内蔵の外付けGPUボックス「ONEXGPU 2」を触ってきた

ITmedia PC USER / 2024年12月21日 12時0分

 もちろん、接続したPCのグラフィックスの処理性能も高められる。例えばROG AllyなどRyzen Z1 Extreme搭載モデルとつなげることで2倍以上パフォーマンスが向上するという。

 試しに、Core Ultra 7 155H搭載の「ONEXPLAYER X1」と接続してベンチマークテストの「ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシー」を試したところ、フルHD(1920×1080ピクセル)画質では本体のみでは4183というスコアが、1万5590と373%もスコアがアップしたという。4K(3840×2160ピクセル)最高品質でテストしたところ、本体のみでは計測不可で1214だったのが、「やや快適」で6429となった。

 「ONEXGPU 2を使っていただくことで、ポータブルゲーミングPCが一般的なゲーミングPCクラスの性能を獲得できるようになる。ゲームプレイをしない人であっても、3D CADやCGなどのレンダリング処理の高速化が可能だ。インタフェース類が豊富でPCの機能を拡張できることもあり、ゲームにもビジネス用途にも活用してもらえる」(山田社長)

 ONEXGPU 2の発売は1月上旬を予定しているとのことだ。予約期間中は通常価格から5000円オフとなる14万4800円で受け付けている。

●画面の美しさが際立つOneXFly F1 Proと巨大化したONEXGPU 2

 発表会後に、OneXFly F1 Proの実機を使ってゲームプレイしているところを撮影したが、かなり斜めの位置からでも表示されている映像を確認できた。また、フルHDとは思えない精密さで、「これはゲームし始めたら没頭してしまうだろうな」と思った。

 写真では分かりづらいが、前モデルと比べてパキッとしたコントラストで明るいディスプレイも印象的だった。

 ONEXGPU 2は、前モデルであるONEXGPUと比べてかなり巨大化した。サイズは約229.5(幅)×175(奥行き)×43(高さ)mmで、重量は約1590g(ONEXGPUは約869g)もある。

 ONEXGPUでは横置きもできたが、新モデルでは両面に冷却用ファンがあることから縦置きが必須だ。

 スペックの低いPCであっても、接続すればパフォーマンスがぐっと上がるONEXGPU 2と、AMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載したOneXFly F1 Proがあれば、仕事も2倍以上のスピードで進められるのでは!? と妄想が一段と進むお披露目会であった。

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