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Windowsノートパソコンを修理 「マザーボード」を交換する前に必ずやっておきたいこと

ITmedia PC USER / 2025年1月15日 19時3分

・デバイスの暗号化をしている場合

・「設定」を開く

・「プライバシーとセキュリティ」を開く

・「デバイスの暗号化」を開く

・「デバイスの暗号化」のスイッチをオフにする

・警告が出たら「オフにする」をタップ

・しばらく待つ

・BitLockerで暗号化している場合(Home以外ではこちらも可)

・「エクスプローラー」を開く

・暗号化されたストレージを選んで右クリック(またはアプリケーションキーを押す)

・「BitLockerの管理」をクリック

・「BitLockerを無効にする」をクリック

・警告が出たら「BitLockerを無効にする」をクリック

・しばらく待つ

 暗号化の解除にかかる時間は、ストレージの種類や使用済み容量によって異なるが、SSDの場合は30分あれば終わる。

 筆者が前回ThinkPad X13 Gen 3を修理に出した際は、Thunderbolt 4端子が不調なだけだったので、修理を行う前に問題なくSSDの暗号化を解除できた。

 しかし今回はPCの電源が入らないため、“自力”ではSSDの暗号化を解除できない。そのため、取れる選択肢は以下のいずれかとなる。

・マザーボード交換後にBitLockerの「回復キー」を入力して起動する

・マザーボード交換前にSSDを取り出して、別のPCを使って暗号化を解除する

・SSDのデータを諦めて、マザーボード交換後にWindowsを再インストールする(最後の手段)

 この3択から対策を検討した際に、ふと思い出してしまった。「あれ、このThinkPadのSSDの回復キーってバックアップ取ってあったっけ、と……。

●「回復キー」は気付かぬうちに保存 心当たりがなければ手動ですぐに!

 BitLocker/デバイスの暗号化の暗号キーが消失した場合に使う「回復キー」だが、通常は暗号化を実施する際にバックアップを促される。バックアップの方法は以下のいずれかだ。

・Microsoftアカウント/Azure ADアカウントに保存

・テキストファイルとして保存

・印刷して保存

 デバイスの暗号化を利用できるPCで本機能を利用する場合、通常はMicrosoftアカウント/Azure ADアカウントに暗号化キーが自動バックアップされている。そのため、以下のWebサイトにアクセスしてMicrosoftアカウント/Azure ADアカウントでログインすれば確認可能だ。

 BitLockerで個別にストレージの暗号化を行った場合、あるいはデバイスの暗号化に対応するPCでローカルアカウントを利用している場合(後からMicrosoftアカウント/Azure ADアカウントとひも付けた場合を含む)で、回復キーをバックアップしたかどうか覚えていない場合は以下の手順で今すぐに回復キーを保管しよう。筆者としてはMicrosoftアカウント/Azure ADアカウントへの保存をお勧めしたい。

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