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Copilot+ PCとなった「Surface Pro(第11世代)」を試す Snapdragon Xシリーズを搭載してアグレッシブにモデルチェンジした成果は?

ITmedia PC USER / 2025年1月25日 12時5分

 バッテリー容量については、「公称バッテリー容量」が53Whで、「最小バッテリー容量」が51Whという表記となっている。恐らく、出荷時の容量に一定の個体差があるため、このようにしているのだろう。公称のバッテリー駆動時間は、ローカルな動画再生で最長約14時間、アクティブなWeb使用時間が最長約10時間とされている。

 付属のACアダプターはSurface Connect端子に接続するタイプだ。最大出力は39Wで、実測サイズは90(幅)×50(奥行き)×22(厚さ)mm、重量は220g(ケーブル込み)だ。

●Snapdragon X Elite構成は「有機ELディスプレイ」搭載

 Surface Pro(第11世代)は、大きく分けると下位の「Snapdragon X Plus+液晶ディスプレイモデル」と、上位の「Snapdragon X Elite+有機ELディスプレイモデル」に二分される。それぞれに内蔵メモリとストレージの容量のオプションがいくつかあり、5G対応モデルは事実上の固定構成となる。

 今回はSnapdragon X Elite+有機ELディスプレイモデルをレビューしているが、搭載している有機ELディスプレイはパネル解像度が2880×1920ピクセル(アスペクト比3:2/267ppi)で、sRGBの色域を100%カバーし、リフレッシュレートは最大120Hzに対応する。タッチ操作/ペン入力も可能で、表面は光沢(グレア)加工だ。

 ディスプレイの上部には、WQHD(2560×1440ピクセル)撮影と顔認証に対応するWebカメラを搭載している。背面側にも約1000万画素のカメラを備えている。

●Bluetooth接続も可能な「フレックスキーボード」

 先述の通り、Surface Pro(第11世代)はキーボードとペンが別売だ。販路によっては本体とセット販売されることもあるが、基本的には必要に応じて準備する必要がある。

 キーボードについてはSurface Pro 8/X以降との共通オプションで、既存の「Surface Pro キーボード」「ペンストレージ付き Surface Pro キーボード」に加えて、本製品に合わせて登場した新製品「Surface Pro フレックスキーボード」も利用できる。

 今回の評価機は、Surface Pro フレックスキーボードの「Surface スリム ペン」付きが付属してきた。フレックスキーボードにはスリム ペン(直販価格2万2270円)が別売のパッケージ(直販価格6万2480円)と付属するパッケージ(8万80円)の2種類がある。Surface対応ペンを既に持っている場合は別売パッケージを買うとよいのだが、その場合はカラーがブラックのみとなる。

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