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Copilot+ PCとなった「Surface Pro(第11世代)」を試す Snapdragon Xシリーズを搭載してアグレッシブにモデルチェンジした成果は?

ITmedia PC USER / 2025年1月25日 12時5分

 このキーボードはポゴピンによる接続に加えて、Bluetoothによる無線接続にも対応している(※2)。公称サイズは約221(幅)×28(奥行き)×5.25(厚さ)mm、重量は約340gで、Bluetooth接続用のバッテリーも内蔵されている。奥側には充電機能付きのペン収納部も備える。カバー外側やパームレストは、スエード調の人工皮革「アルカンターラ」を使用し、手になじむ感触に仕上げられている。

(※2)Windows 10がプリインストールされている対応モデルにおいてBluetooth接続で利用する場合は、OSをWindows 11にバージョンアップする必要があります

●SoCはSnapdragon Xシリーズ OSはArm版Windows 11 Home

 冒頭でも触れた通り、Surface Pro(第11世代)は、Qualcomm製のSoC「Snapdragon Xシリーズ」を採用する。液晶ディスプレイモデルはCPUコア10基の「Snapdragon X Plus」を、有機ELディスプレイモデルはCPUコア12基の「Snapdragon X Elite(12コア)」を搭載している。

 Snapdragon X EliteにはCPU/GPUの動作クロックが異なる4モデルがある。同SoCを採用するCopilot+ PCでは、シリーズのエントリーモデルである「Snapdragon X Elite X1E-78-100」を採用することが多いのだが、Surface Pro(第11世代)のSnapdragon X Eliteモデルにはその上位に当たる「Snapdragon X Elite X1E-80-100」が搭載されている。

 X1E-80-100には、12基あるCPUコアのうち最大2基に対して「DualCore Boost」を適用できる。そのため、CPUコアは通常最大3.4GHzで駆動するが、最大2コアまで4GHzまでブースト可能だ。

 メモリはLPDDR5X-8448規格で、評価機は16GBを備える(最大32GBで増設/換装不可)。ストレージはPCI Express 4.0 x4接続のM.2 SSD(Type 2230)で、評価機は512GBのモジュールを搭載していた(最大1TBで条件付きで換装可)。

●NPUを使って快適なオンデバイスAI体験を味わえる、が……

 Snapdragon XシリーズのCPUコアは、Armアーキテクチャがベースだ。ゆえに、Surface Pro(第11世代)にプリインストールされているのも、Arm版のWindows 11 Homeとなる。

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