1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

【動画あり】「DASUNG133 REVO」はテキスト入力を行う最高峰の環境を構築できる13.3型のE Inkモバイルディスプレイだ

ITmedia PC USER / 2025年2月6日 12時0分

 本製品は取り扱い説明書など各所にMacはNGである旨の注意書きがあるが、多くは英語表記であること、また本製品単体で他人の手に渡ると見逃す可能性もあるので気をつけたい。特に複数のメンバーでの共有備品として導入した場合、誰かがうっかりMacにつなぐ可能性は十分に有り得るので、気をつけた方が無難だろう。

●アスペクト比4:3で縦に余裕がある画面 フロントライトも内蔵

 では実際に使ってみよう。ポート類は左側面に集中している。USB Type-C接続の場合はケーブル1本で接続でき、HDMI接続の場合は補助給電としてUSBの接続が必要になる。つまり、どちらの接続方法を取るにしても、USB Type-Cポートにはケーブルがつながっている形になる。

 画面はアスペクト比4:3ということで縦方向に長く、スプレッドシートやテキストエディタなど、縦に広い表示領域を必要とする用途に向く。E Inkということで視野角も広く、斜め向きに置いても視認性は高い。

 なお本製品はフロントライトを内蔵している。E Inkデバイスの中にはフロントライトがなく、暗所での利用に適さない製品も少なくないので、本製品はどんな環境でも使える安心感がある。寒色と暖色の切り替えにも対応している。

 さらに、タッチ操作もサポートする。ただし、ミラーモードではなく拡張モードにした場合、本製品上で行ったタッチ操作がプライマリーディスプレイ側でのタッチとして反応する問題は相変わらずで、実用性はいまひとつだ。ミラーモードでは役に立つことがあるかもしれない。

●レスポンスの高速化でストレスを激減

 続いて、表示回りの機能について見ていこう。表示モードは従来製品と同じく、テキスト/グラフィック/ビデオの3種類があり、これらを自動判別するオートモードと合わせて4つのモードのいずれかを選んで使用する。各モードは、それぞれコントラストを9段階で切り替えられる。

 これらの操作は、画面左側に搭載されている6つのボタンや、専用ユーティリティー「DSPaperLikeClient」(詳細は後述)を用いて行う。特にコントラスト調整は、前述のフロントライトの明るさ調整と組み合わせるとより効果的だ。実際に使った限り、このフロントライトの輝度調整が、見やすさを設定する上で大きなポイントになるように感じる。

 さて、本製品の売りは高速なレスポンスにある。リリースによると、リフレッシュレートが40Hzに向上したことで、従来モデルと比べて300%もの速度の向上が図られたとされている。リリースによると「マウス操作、ページスクロール、動画再生など、全ての操作が従来以上に滑らかに」表示できるようになったとアピールしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください