朝ドラ「虎に翼」直言（岡部たかし）身柄拘束 SNS「フラグはこれだった…」「直言パパは絶対悪いことしてない！」

予告もなく来訪した検事の日和田（中央、堀部圭亮）から、主である猪爪直言（岡部たかし）に関する捜査令状を示されて驚く娘の寅子（伊藤沙莉）と妻のはる（石田ゆり子）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第19話が25日、放送され、ヒロインの父、猪爪直言（岡部たかし）が贈収賄容疑をかけられ、勾留されたことが分かり、多くの反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優、伊藤沙莉が主人公の猪爪寅子を演じており、ドラマは第4週「屈み女に反り男？」（第16～20話）が放送中。直言は仕事が忙しく、帰る日が遅くなることが多くなり、休日出勤した際にも母・はる（石田ゆり子）は他の女性の存在を疑っていた。ある日の朝食で直言は、食事が喉を通らず弟の直明（正垣湊都）から食事を残したことを心配される。「すまない。ここのところ、どうも食欲が…」と直言が詫びると、はるは「お粗末さまでした」と疑念の気持ちを隠しながら、頭を下げた。

その日寅子が帰宅すると、近所の人たちが外から自分の家の様子を伺っていた。不安そうな表情を浮かべる寅子に、隣人の山根初代（水木薫）が「トラちゃん、今、行かない方がいい。ねっ、うちでよかったら中入って」と促すが、寅子は制止を振り切り玄関に入ると、そこには6人の男性が立っていた。そして頭を下げるはるに向かい、日和田（堀部圭亮）が「帝都銀行、経理第一課長猪爪直言を贈賄の容疑で勾留した」と告げ、家宅捜索令状を突き付けた。

第17話（23日放送）でも、直言が遅くに酔いつぶれて帰宅し、寅子が心配する様子が描かれていた。そのため、直言を心配していた人からは多くX（旧ツイッター）には「お父さんピンチ！」「挙動がおかしかったのはこのせいか」「女性問題じゃなかったんだ」「フラグはこれだったのか」と驚くポストが続々と寄せられた。また贈収賄容疑をかけられていると知り「直言パパは絶対悪いことしてない！」「罪をかぶせられたんだろう」と推測する声もあった。