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朝ドラ「風、薫る」主演、見上愛「実感が湧いてちょっと涙が出てしまった」

iza(イザ!) / 2025年1月24日 13時42分

2026年度前期に放送される連続テレビ小説「風、薫る」の制作発表・主演会見に出席した女優の見上愛。2025年1月24日、東京・渋谷、NHK放送センター

2026年度前期に放送予定のNHK連続テレビ小説「風、薫る」の記者会見が24日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、ヒロイン、一ノ瀬りん役に決まった女優の見上愛と、オリジナル脚本を担当する吉澤智子さん、制作統括の松園(しょうえん)武大さんが参加した。

第114作目となる朝ドラは、大関和(ちか)さんと鈴木雅さんという2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフにした作品で、考え方もやり方もまるで違う2人が主人公。看護師がまだ資格として確立される以前の明治期に、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて最強のバディとなり、まだ見ぬ世界を切り拓いていく姿を描く。もう1人の主人公、大家直美役は、2月から4月にかけてオーディションで選考。見上とのダブル主演作となる。田中ひかるさんの著書「明治のナイチンゲール 大関知物語」にもとづき、登場人物や団体名などを一部改称したうえでフィクションとして再構成される。

壇上にあがった瞬間、カメラのフラッシュを浴びて「やっと実感が湧いてちょっと涙が出てしまった」という見上。1週間前に主演が決まったことを知ったと明かし、「朝、どんな始まり方をするかによって1日が変わっていくと思うので、(視聴者の)皆さんの朝が、1日がすてきになる手助けというか、そのきっかけを作れるようなドラマに出させていただくのはものすごく光栄なこと」と力を込めた。

明治期を舞台にした作品やバディものは初挑戦。看護師役もしっかり所作から学ぶのは今回が初めてで、「この初めてづくしを楽しんでいけたら」と目を輝かせた。現場では、一緒に現場で働くキャストやスタッフが嫌な思いをせずに心地よく働けるよう自身に課しているとし、「そうやって作られた作品は、温かさや熱量、強さ、優しさが見てくださった方に絶対伝わると信じているので、今回の作品もそんなすてきな撮影現場から、皆さんの心に温かい物語を届けていけたら」と述べた。

脚本家になった時からずっと女性のバディものを書きたいといろいろなところで話していたという吉沢さんは、「朝ドラで、しかも看護の世界を始めた2人のバディドラマを書けるということで、とてもうれしく思っています」と感激。自身や夫が近年病院の世話になった際に看護師たちから優しく気高いたくましさを感じたことを振り返り、「そんな2人のバディドラマになれば」と語った。下調べの段階で、黎明期の看護師は「命と引き換えにお金を得る」と言われ、敬遠されがちな、一つ下に見られる職業だったと知って衝撃を受けたという。「そういう仕事に飛び込めるというのは、女性の生き方の“普通”からこぼれ落ちてしまった優しくたくましい主人公たちだからできる話だと思っている」と吉沢さん。「『地元の女友だちが頑張ってるな』という感じで、毎朝楽しく応援してもらうような、そんな話になれば」とアピールした。

松園さんは、見上が藤原道長の娘、彰子を演じた大河ドラマ「光る君へ」(2024年)のプロデューサーの1人としてともに仕事をした。同作での見上を振り返りながら、「役への向き合い方、豊かな表現力、人の目を引く存在感、そしてフランクでチャーミングなお人柄に触れて、ぜひ一ノ瀬りんという役を演じていただきたいと強く思った」と今作に抜擢した理由を説明した。

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