1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

朝ドラ「虎に翼」8月5日OA第91話あらすじ 稲(田中真弓)がライトハウスで常連と新しい関係を築くなか、寅子(伊藤沙莉)の「よく知る人物」が補導される

iza(イザ!) / 2024年8月4日 8時15分

3回目の公判で、検察側は、被告が広洙に宛てた朝鮮語の手紙を証拠品として提出。翻訳した文面には、「私が中を完全に燃やしてしまったせいで心配をかけただろう」という言葉が記されていたが、寅子は、自分が放火したことをほのめかしているようにも読み取れる内容の手紙をわざわざ送ったことや、翻訳の不自然さに違和感を覚えた。寅子は悩んだ末、朝鮮半島出身の学友で、かつての同僚、汐見圭(平埜生成)と結婚した崔香淑(ハ・ヨンス)に助けを求め、「燃やす(テウダ)」と「中(ソグル)」を意味する言葉がくっつくと「気をもませる」「心を苦しめる」という慣用句になることを知った。検察は手紙を誤訳していた。そこへ、思いつめた表情の小野がやってきて、2人にどうやって結婚できたのかと質問。香淑は好きになった相手が日本人だっただけと話し、汐見も自分の気持ちに正直になるよう励ました。

次の公判で、太郎は再度翻訳した手紙を提出。手紙の自白に証拠能力は認められず、そのほかの検察の主張も十分に立証されていないと判断され、顕洙に無罪が言い渡された。

寅子は、判決公判で広洙からにらまれ怯えた表情を見せていた入倉を昼食に誘った。航一と3人で喫茶店「ライトハウス」に入店すると、そこには太郎たちの姿もあった。広洙への反応について尋ねられた入倉は、自分は朝鮮人を虐げた覚えはないのに睨まれ、敵意を向けられたら頭では理解していても印象は悪くなると述べた。ようやく本音を話してもらえた寅子は、日本国憲法第14条にある平等とは何なのかを考えていたと明かし、わかり合えないと思ってもあきらめず向き合うしかないと指摘。すると太郎が、差別は悪いことだが、終戦からまだ10年も経たないなか、憲法が新しくなったのだから変われと言われても、全部なかったことにされるようで恐ろしくなる人もいるなどと主張した。すると、航一は再び「ごめんなさい」と謝り、自身が戦時中に経験した「秘密」を語り出した。

航一は、総理大臣直轄の「総力戦研究所」に所属していた。同研究所には官民から30代の優秀な人材が集められ、航一らは模擬内閣を発足させ、何度も日米戦争を想定した机上演習を実施。結果は「日本敗戦」だったが、上層部は耳を貸さず、日本は敗戦した。戦争を阻止できなかった責任を背負い、「その罪を僕は誰からも裁かれることなく生きている。僕はそんな自分という人間を何も信じていない。そんな人間が何かを変えられるとは思わない」と

謝り続ける航一を太郎は、たくさん苦しんだのだからもう謝る必要はないと慰めた。寅子も「あなたが抱えているものは、私たち誰しもに何かしらの責任があることだから、寄り添って一緒にもがきたい」と語りかけ、しゃがみこんで涙を流す航一の背中を優しくさすった。

「虎に翼」第91話あらすじ

戦争によって航一が背負った苦しみに寄り添いたいと思う寅子。寅子からよりどころをたくさん作ったほうがいいと勧められた元女中の稲(田中真弓)は、ライトハウスで常連のお客さんと新しい関係を築き始める。そのころ、新潟市内では寅子のよく知る人物が補導される事件が起きていた。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください