朝ドラ「虎に翼」→「ブギウギ 総集編」連続放送 直言からのアホのおっちゃん、岡部たかし立て続け出演にSNS「落差がすさまじいw」「ドッペルゲンガーか」

（奥左から）猪爪直言（岡部たかし）、寅子（伊藤沙莉）、佐田優三（仲野太賀 ）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第26話が放送された6日、前作「ブギウギ」の総集編前編が総合で続けて放送され、両作に出演していた俳優の岡部たかしが劇中に連続登場。SNSには、キャラクターのふり幅の大きさを面白がる視聴者のコメントが殺到した。

「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語。岡部は、ヒロイン、猪爪寅子（伊藤沙莉）の父、直言役で出演中だ。一方の「ブギウギは、戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルにしたヒロイン、福来スズ子（趣里）が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描いた。岡部は、スズ子の実家が営んでいた大阪の銭湯「はな湯」の常連客、アホのおっちゃん役を好演した。「虎に翼」への出演が発表された際にも連続出演が話題になったが、この日は2作が続けて放送され、30分ほどの間に別々の世界線で生きる同じ顔の別人が登場して視聴者を楽しませた。

SNSには、「連続岡部たかし」「あっという間にアホのおっちゃんに転生～」「数分で朝ドラ内でジョブチェンジする岡部たかしさん」「アホのおっちゃん見ると、脳混乱」「ドッペルゲンガーか」といったコメントがズラリと並んだ。娘思いの優しい父親と、職業も素性も不詳の不思議キャラという毛色の全く異なる人物を見事に演じ分ける岡部の芝居に、「直言さんからのアホのおっちゃんの落差がすさまじいw」「岡部たかしさんの演技力よ」「まったくの別人って分かる。役者やの～」とうなるドラマファンも見受けられた。