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朝ドラ「虎に翼」稲役・田中真弓ロングインタビュー「私はまだ伸びしろだらけ、70で新人です」

iza(イザ!) / 2024年7月26日 12時0分

――チャレンジできる喜び、やりがい、手応えがあると…

「うん、もううれしくてしょうがない感じです。70で新人です(笑)」

――主役と、脇でインパクトのあるセリフを残す稲さんのような役の違いは?

「映像作品に関しては、役の大きさについて言えるほどの経験がありませんが、舞台については、若い時はやはり出番の多い役をやりたいと思いました。でもこの年になると、作品がすごく面白くて、意味のあるちょっと出てくる役を演じられることはうれしいですよね。出番は少なくても、ものすごく必要な役、いい役、生かされているなと思って演じている時もあります。だから演劇に関しては主役をやりたいとは思っていないです」

――今作でも、出演回の間が空いていても前回のセリフをちょっと思い起こして、ストーリーにつながりがある役でした

「すごく大事な役でしたね。第2回に出演した時は、招待状の表書きをしているだけでいいぐらいの役かと思っていました。花江さんの家の女中さんの設定で、第17週でわざわざ新潟に帰りますって言ったのも、きっと続きの出番があるからだろうとは思っていましたが、新潟編からはこうしてみようかな、ああしてみようかなと考えられるようになりましたね。最初の2回はもうわからないことだらけで、そこまで考えられなかった」

――そこからだいぶ経って、第17週の新潟で寅子と再会しての稲の気持ち、考え方の変わったところはどう捉えましたか?

「ちゃんと結婚もしたし、子供も持ってなんか良かったなと。花江さんから言われて、仕事が忙しいトラちゃんの力になれるなら、それは稲にとっても必要とされるということはすごくうれしい。第85回でトラちゃんに『ここに来るのは迷惑でしたか?』と尋ねるシーンがありましたが、やっぱり助けになってるし、優未が慕ってくれてることもうれしかったと思います」

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――第17週での稲は、はる(石田ゆり子)さんが亡くなった後の、花江や寅子の母親代わりという感じの位置付けかと思いますが、演じるうえで一番心がけたことは?

「稲さんのセリフから、夫はいたけれども子供はいなかったようですから、トラちゃんもそうだし、特に花江ちゃんは小さい時からずっと面倒見てきた間柄で、自分が育てたぐらいな気持ちだったと思うので、優未は孫のようで、やっぱり頼られることって必要とされることってすごくうれしいんだろうなと思いました。トラちゃんは自分と優未のかかわりで頑張ろうとしてたところに、花江ちゃんが良かれと思って稲さんを差し向けて、一瞬迷惑だったかなというところもありましたが…」

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