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朝ドラ「虎に翼」吉田ミキ役で入山法子登場 重い役演じ切りXでトレンド入り「名演でした!」「流石」

iza(イザ!) / 2024年9月5日 9時44分

入山法子

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第114話が5日、放送され、原爆裁判の原告のひとり、吉田ミキ役で入山法子が登場。重い役を好演した入山に視聴者の注目が集まった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京地裁判事の佐田寅子を演じている。ドラマは第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111~115話)が放送されており、昭和37(1962)年1月、ミキが法廷に立つことを承諾し、広島から上京してきた。

ミキは美人コンテストで優勝したこともあり、誰もが振り返るほどの美人だが、顔には原爆で負ったやけどの跡があり、「今日、上野駅に降り立った時、それを思い出したわ。振り返る人の顔つきは違ったけれどね。そういうかわいそうな女の私がしゃべれば、同情を買えるってことでしょ? でも、他の誰かにこの役を押しつけるのも気が引けるしね。仕方ないわ」と心境を吐露。訪問先の事務所の壁に書かれた憲法第14条を見て、「差別されない…。どういう意味なのかしらね?」とつぶやいた。

話を聞いた弁護士の山田よね(土居志央梨)は、無理に法廷に立つことはないと提案。「声をあげた女に、この社会は容赦なく石を投げてくる。傷つかないなんて無理だ。だからこそ、せめて心から納得して、自分で決めた選択でなければ」と語ると、ミキは「でも私伝えたいの。聞いてほしいのよ…。こんなに苦しくて、つらいって…」と涙した。

結局、裁判への出席は取りやめとなり、代理人の轟太一(戸塚純貴)が法廷で彼女の手紙を代読。手紙には「私は広島で爆心地から2キロの場所で被爆しました。21になったばかりの頃でした。体が燃えて、皮膚はボロボロになり、顔に頭、胸、足に被害を受けました。娘を産んだ際、原爆で乳腺が焼けて乳をやれず、夫は私が3度目の流産をしたあと、家を出ていきました。ただ人並みに扱われて、穏やかに暮らしたい。それだけです。助けを求める相手は、国以外に誰がいるのでしょうか」というミキの悲痛な思いがつづられていた。原爆裁判は昭和38年3月に最終弁論が行われ、あとは判決を言い渡すだけとなった。

首の付近にケロイドが残るなど、被爆者として描かれたミキを見事に演じきった入山を多くの視聴者が絶賛。この日、X(旧ツイッター)では「入山法子さん」というワードがトレンドに入り、「名演でした…!」「流石。好きな役者さん」「これまでのドラマでも素晴らしかったが吉田ミキという役に入山法子さんが選ばれた意味がわかる」などのコメントが殺到した。また「東京までやって来たミキさん、それだけで凄いと思った」「吉田さん、切ない。こういう人がいっぱいいたんだな」といったつぶやきも少なくなかった。

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