「アンチヒーロー」5月12日OA第5話あらすじ 明墨(長谷川博己)と伊達原(野村萬斎)の関係、そして志水(緒形直人)との真実が明かされる【第4話ネタバレ】
iza(イザ!) / 2024年5月10日 12時0分
俳優、長谷川博己が主演を務める「日曜劇場『アンチヒーロー』」(TBS系)の第5話が12日、放送される。
視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか?」を問いかける「弁護士ドラマ」の枠組みを超えた完全オリジナルの連ドラ。「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士、明墨正樹を長谷川が演じる。
「アンチヒーロー」第4話振り返り
東京拘置所を訪れた明墨は、収監中の志水裕策(緒形直人)と接見。「ようやくお会いできました」とあいさつした明墨に、志水は毎月のように手紙を送ってくるのをやめるように求め、「静かに死にたいんです」と伝えて接見室を出て行った。明墨の行動が気になり尾行していた部下の赤峰柊斗(北村匠海)は、面会窓口で「志水裕策」の名前を確認。ネットの過去記事で、志水が12年前の2012年に千葉県で起きた「糸井一家殺人事件」で殺人罪に問われ、当初は犯行を否定したものの後に罪を認め、死刑判決が下ったことを知った。
そんななか、千葉県で発生した「連続不同意性交被害事件」で、3人の女性に暴行を加えた容疑で来栖礼二(渡邊圭祐)が逮捕された。来栖は無罪を主張したが、2件の犯行については、のちに自白。しかし3件目については否認を続けていた。これを不審に思った明墨は、同事件を担当するカリスマ弁護士、宇野雅人(和田聰宏)が不倫していることを知り、赤峰に撮らせた愛人女性との密会写真で脅し、宇野から弁護案件を“強奪”。その後の接見で、宇野から「自白するよう言われた」と告白した来栖に、明墨は彼を無罪にしてみせると約束した。さらに明墨は、来栖に襲われたときに彼の顔を見たと主張する3件目の被害者、仙道絵里(早見あかり)にアプローチ。被害直後に通報しなかった理由など複数の疑問点をぶつけた。ちょうどその頃、同事件の管轄担当責任者である千葉県警刑事部長の倉田功(藤木直人)は、担当弁護士が宇野から明墨に代わったことを知り、動揺。捜査一課長の大西周平(松角洋平)から、明墨のことを知っているのかと聞かれたが、来栖が犯行を認めていることから「大丈夫だ。今さら何かが変わるわけではない」と質問を受け流した。
明墨が死刑囚に会いに行く目的や、「無罪」にこだわる理由を知りたい赤峰は、2つの事件がどちらも千葉県で起きたことや、明墨がこれまで緋山啓太(岩田剛典)や富田正一郎(田島亮)の弁護を担当するなかで、警察や政治家の闇を暴くなど「不正な手を使って利益を得ようとする人を糾弾してきた」ことに着目。そのうえで、同僚の紫ノ宮飛鳥(堀田真由)に、「来栖が罪を認めて得をするのは、いままで犯人を挙げられなかった警察。先生はきっとそういう事件を選んでいる」と指摘した。その後、明墨らは絵里の同僚を訪ね、絵里が来栖に対してストーカー行為をしていたとの証言を入手。そこで明墨は、来栖に不同意性交罪の容疑がかかっていることを警察から聞いて「裏切られた」とショックを受けた絵里が、来栖に罰を与えようと思っても不思議ではないと推測。さらに、宇野が過去の担当事件をすべて有罪に導いており、来栖を逮捕した大西とたびたび接触していたと説明した。これに赤峰は、「警察と宇野弁護士は裏で結託して来栖を有罪にしようとした…」との見立てを示した。ここで明墨は、倉田が絵里のアパートに入る写真を見せながら、弁護士の交代を聞いた倉田が裁判への対策を立てに行ったのだろうと述べ、「さあ、次はどっちを先に崩そうか」と紫ノ宮に目をやったが、紫ノ宮は目を潤ませて視線を逸らした。一方、明墨とたびたび対峙してきた検事正の伊達原泰輔(野村萬斎)は倉田を呼び出し、「娘さんはお元気ですか?」とニヤリ。明墨の名前を出して「オタクの事件と絡んでいると小耳にはさみましてね~」と探りを入れつつ、神妙な様子の倉田に「そんな顔したら娘さんに嫌われますよ~」などと含みのある言い方で笑みを浮かべた。
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