1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

日曜劇場「御上先生」松坂桃李を「つかみどころのない」先生に プロデューサーが明かす企画経緯

iza(イザ!) / 2025年1月18日 9時0分

オーディションでは御上と神崎のシーン、神崎と(窪塚愛流が演じる)次元のシーンで、女性陣キャストは(蒔田彩珠演じる)富永と(上坂樹里演じる)東雲のシーン、神崎と富永と次元という4パターンを台本をみんなで演じてもらい、適性を見定めました」

――松坂さんを起用した理由を教えてください

「『VIVANT』で初めてご一緒させていただき、普段はすごく柔らかい方なのですが、役柄を演じる時はどうにでも見える方という印象がありました。演技力もそうですし、ビジュアルを含めて、得体の知れない役が上手だと思っています。本作では、御上先生をつかみどころのない役にしたかったので、企画を立て始めたころから松坂さんをイメージキャストにしていました」

――松坂さんの芝居を見た感想は?

「顔合わせで本読みをした時から、イメージした通りの御上先生でした。実は、詩森さんが脚本だから松坂さんにオファーをしたわけではなく、このキャラクターを考えていた時、『松坂さんで考えています』と話したら、詩森さんも『松坂さんいいですね』といった反応でした。その後、松坂さんを意識して台本を書かれているので、ピッタリだったと思います」

――印象的だった松坂さんとの会話などはありますか?

「松坂さんと話をしたら、ご本人は映画『孤狼の血』が分岐点になった作品だとおっしゃっていて、『御上先生』を第二の分岐点にしたい、これを踏み台にして役者としてステップアップしたいと言われ、責任重大だなと思いました。僕らは作品を成功させないといけないけれど、役者さんからそこを起点にさらにステップアップできましたと言われると、僕らもうれしいです。

『踏み台』というのは良い言葉だと思っていて、10月に生徒役のキャストと衣装合わせした時に、『この作品を踏み台にして、ステップアップしてください』と松坂さんの言葉をお借りして、話をさせていただきました」

――岡田将生さんが、御上先生の同期である槙野役で出演されています

「松坂さんにオファーをしている時から、イメージキャストを岡田さんにしていました。同期のキャラクターは難しいと思っていて、会社でもそうなんですけど、同期っては親友、ライバル、相棒であり、松坂さんと同年代の役者を考えると、岡田さんが浮かびました。

『小さな巨人』でご一緒させていただいたとき、岡田さんの役への向き合い方とか姿勢が好きで、さらに『岡田さんと松坂さんは仲が良いらしい』と聞いて(笑)。根っこの部分の2人の信頼が、敵対や嫉妬だったりいろんな表現をするときに、これ以上の人はいないと。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください