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朝ドラ「虎に翼」猪爪花江役・森田望智ロングインタビュー《前編》第15週の口論は「親友のけんかではなく、夫婦げんかです」

iza(イザ!) / 2024年7月12日 12時0分

「吉田さんがそう言ってくださっていることは後から知ったんですが、あまり意識はしていないです。でも、常にトラちゃんの考え方だけが正しいわけではないということを、近くで見守っている花江ちゃんの気持ちを描くことで、誰の気持ちも尊重したくなるような作りにしてくださっている。そういう面では、トラちゃんと同じような家庭環境で両親から愛されて育ってきて、同じ年齢ですし、すごく似ているんですよね。壁にぶち当たる部分も同じタイミングだったと思うんです、これまでも。だから時代性という意味でも、2人が同じところにいるなかでの違いを描くという面で、吉田さんが花江ちゃんを大事な存在として描いてくださっていると感じています」

――第50回(6月7日放送)で優未(斎藤羽結)が家族で話している時にくしゃみするハプニングがありましたが、そのままお芝居が自然に続いて、多くの視聴者から「癒された」という声がネットに寄せられました。あの場面で、カットがかかった後の現場はどんな様子でしたか?

「あれは現場でカットがかかった後も、それが当たり前みたいな雰囲気で。くしゃみが特別視されることなく、流れのなかで自然に出たものだったので、私やはるさん、子供たち含めて、いつもの前室にいるときの雰囲気がそのまま画面に映っただけで特別、慌てるようなこともなく『大丈夫かな? 風邪かなー?』みたいなぐらいで、カット後が穏やかに過ぎていきました。優未ちゃんが天使なので、かわいいなという気持ちがそのまま(映像に)乗ったような気がします」

――第3週の劇中劇「猪爪家劇場」でもハプニング、アドリブがたくさんあったのでは?

「ありましたね。猪爪家劇場は、セリフを全部トラちゃんがナレーションで言っているんですね。現場ではもう好き勝手に、トラちゃんがナレーションしてくれるから何言ってもいいやと、アドリブいっぱいでした。面白かったのは、岡部さんがお饅頭を食べて亡くなってしまう場面で、『いい香りが鼻から抜けて…』みたいなことをアドリブで言って、それがおかしすぎて皆笑いが止まらなくなったり、はるさんがほくろをつけたいって言ったら、皆がつけたがったり、そういうのにあふれた、いい意味で楽しくふざけて猪爪家劇場をいいものにしたいという思いで全力で遊んだ記憶があります」

放送で使われなかったアドリブも役としての思い出になる

――伊藤沙莉さんとのシーンで印象に残っている場面は?

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