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[瀬尾温知]【新監督は強面&完璧主義者】~日本代表新監督ハリルホジッチ氏に期待~

Japan In-depth / 2015年3月10日 18時0分

[瀬尾温知]【新監督は強面&完璧主義者】~日本代表新監督ハリルホジッチ氏に期待~

日本サッカー協会は、監督を選ぶセンスは悪くない。「悪くない」と表現すると、中程度の評価しか下していないことになるが、褒める表現は意図して控えている。それは、日本サッカー協会の一連の緩怠に対し、日本代表に情愛を捧げる1人としての僅かな抵抗を表すためである。ワールドカップ惨敗とアギーレ解任問題の責任を取らなかった協会に抱いた感情から、自然に生まれた反発心である。

ワールドカップ・ブラジル大会でアルジェリアを率いて同国を初のベスト16入りに導いたハリルホジッチが、日本代表の新監督に内定。12日の理事会で承認後、来日が見込まれている。

ハリルホジッチは、日本サッカー協会内の責任を取るべき人物が選んだのだが、もうその件を引きずって話題にすることはしない。新監督が決まったのだから顧みずに前を向くしかない。抵抗せず、反発心を捨て去り、表現を改めることにしよう。そう、はっきり言って、人選は良い。

何よりもまず、顔つきに信頼が持てる。ボスニア・ヘルツェゴビナの同胞・オシム元日本代表監督のお墨付きとなれば、立派な人格者であることは疑いない。八百長の話を持ちかけられたとしても、間違っても手を染めることはない。そんな話を持ちかけられたら、そのクラブを辞任する道を選ぶ人物である。そう顔に書いてある。それでいて戦術眼が鋭く、代表監督としての実績もあるとくれば、極めて優秀な監督と言える。

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「ライオンに追われたウサギが逃げ出すときに、肉離れをしますか。要は準備が足りないのです」といったオシム語録は評判となった。このように、言葉が人格を表すのであれば、ハリルホジッチがどんな言葉を話してきたのかを探ることで、その人となりに迫ることができる。

アルジェリアは2013年のアフリカネイションズカップで2敗1引き分けとグループリーグで惨敗。早々に大会を去ることになった。そのときにスケープゴートにされたのが監督のハリルホジッチだった。

サポーターから罵声を浴び、警官に護衛されてグラウンドを引き上げた。マスコミにも痛烈に批判された。そのことを思い出して語ったのが、ブラジル大会の第2戦で韓国を4対2で破り、1982年以来32年ぶりとなるワールドカップでの勝利を収めたときの記者会見だった。

「マスコミは私を信用しなかった。多くの嘘を記事にして、私の家族まで責め立てた。私の誇りや名誉を傷つける権利は誰にもない。この勝利はアルジェリア国民へのプレゼントだが、君たちマスコミへのものではない。きっと君たちは悲しんでいるのだろう」と言い放った。

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