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[細川珠生]【総理談話「『謝罪』次世代に背負わせない」を評価】~ジャーナリスト櫻井よしこ氏に聞く~

Japan In-depth / 2015年8月18日 11時0分

細川「そうですね。50年談話が出されたとき、私は27歳だったんですけれども、まだ謝るのかなと思ったんです。そして60年でまた謝って、で、いつまで謝るんだろうというのが、ずっと私は心配だったんですね。私ももちろんだし、これからのあとの世代のことを考えると、そういう意味で今回本当に心に響いたのが、この一文でした。」

櫻井「やはり珠生さんもそう?やっぱり多くの人がね、他の人にも聞いてみましたけれども、一番印象に残ったのがそこだったという方が多かったですね。私つい最近、シンガポールでの国際シンポジウムに出たんですけれども、そこでもアメリカの人とか、インドの人とか、それから現地の方からもですね、「70年前のことを、まだずっと謝りなさいという、中国と韓国はおかしい」と、中国と韓国という二つの国を名指しした非難が、国際シンポジウムの場で、繰り返し出てきました。ですからやはり、反省することは大事だけれども、70年経った今、まだまだ謝れ、まだまだ謝れ、韓国は「1000年経っても恨みは消えない」と言っているわけですが、そのような考え方自体がやっぱりおかしいのであるというのが、国際社会の見方だということを私達は知っておくべきです。安倍総理の談話は、そこをきちんと見て、「子供たちの謝罪は、なしにしましょうね」とはっきり線を引いてくださったことは、本当に良かったと思いますね。」

細川「それに、国際社会がそう見ている中で、また謝ると、日本の信頼が損なわれてしまう。」

櫻井「あまりにも自己を卑下する人は、他の人に認めてもらえないし、尊敬もしてもらえない、ということですね。本当に良いことだったということです。」

細川「そういう意味では、この70年談話、いろいろ心配しましたが、閣議決定をしたこと、それから、内容についても、出して良かったものっていうふうに、私たちは考えていた方がいいということですね。」

櫻井「終わってみたらバランスのとれた、前向きの立派な談話だったと思いますよ。」

細川「戦後70年の今日、先の大戦に何を考え、何を思うのか、一人一人の日本人が問われていると思います。」

 

(8月22日放送の回【膨張する中国の脅威から日本を護れ】~ジャーナリスト櫻井よしこ氏に聞く 2~  に続く。この記事は、ラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2015年8月15日放送 の内容を、ゲスト本人の了解の下再現したものです)

 

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分

ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP http://www.cheering.net/tamao/#
細川珠生ブログ  http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/


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