就活セミナー、仕掛け人は元選手~プロ野球選手のセカンドキャリア その2
Japan In-depth / 2015年12月29日 18時0分
3、野球教室運営
4、体育会系学生の就職支援
5、ライフプランニング提案
その先へ
「正直、世の中にどんな会社があるかもわからないというのが現状なので、セミナーに参加しました」
ある元プロ野球は、口にする。野球だけに打ち込んで来た人生だ。そのひたむきさ、集中力も今回就活セミナーに参加した4社は求めてもいる。現在、企業側は参加者との面接を進め、採用に前向きな姿勢を示している。
昨年の日本プロ野球機構の二軍を中心とする若手選手への調査でも、7割の選手が現役引退後の人生に不安を抱いている。最もやってみたいのは、高校野球の指導者で、一般企業での会社員を希望する人間は、そのわずか3分の1ほどだ。
就活セミナーに集まった全員が、必ず"次"の人生に向けて、踏み出さなければならない。4社の中には、Jリーガーが引退後、起業して成功を収めている企業もあり、大いに参考になった様子も見られた。
また、講演を行った生山は、力を発揮したブライダル産業を卒業して、さらなる目標を掲げて前進することも、この場で披露してみせた。これから社会に足を踏み入れる後輩たちに、大きな刺激を与えていた。
元アスリートたちの不安も夢も、尽きることはない。
(敬称略)
(この記事は、【戦力外通告、雨の草薙球場】~プロ野球選手のセカンドキャリア その1~ の続きです。その3に続く)
写真©神津伸子
1、就活セミナーに集まった元プロ野球選手らと企業の人事担当者。室内は熱気で包まれた。
2、ユニフォームをスーツに着替えた川口寛人©神津伸子
3、巨人の育成選手時代の川口寛人©川口寛人
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