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HPVワクチンの効果、子宮頸がん以外にも

Japan In-depth / 2016年5月29日 12時0分

ワクチンに副作用はつきものだ。HPVワクチンも例外ではない。不幸にも副作用がでれば、補償するしかない。わが国は予防接種の無過失補償制度を、早急に整備すべきである。同時に、ワクチン接種は、そのメリットとデメリットを冷静に議論し、合理的な判断をすべきだ。

そのためには、正確な事実を国民に呈示しなければならない。ところが、HPVワクチンと様々ながんの関係を、どの程度の国民が知っているだろうか。

日経テレコンで「HPVワクチンと咽頭がん」検索した範囲で、朝日や読売新聞が、この問題を報じたことは一度もなかった(2016年5月26日現在)。わずかに、毎日新聞が2014年6月18日の四国版で「四国健康ナビ:咽頭がんとウイルス感染/四国」という記事を配信しているだけだ。これでは国民的な議論などやりようがない。

HPVによって引き起こされるがんの研究は日進月歩だ。現状を社会に伝え、社会的なコンセンサスを作らねばならない。このままでは、次世代がツケを払うことになる。

 

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