防衛省行政事業レビューは信用できない その2
Japan In-depth / 2016年7月5日 0時0分
これは法令上の制限があるためだが、現状のままでは陸自の隊員が駆けつけ警護で銃弾や爆傷により手足が離断したり、小銃弾の貫通により骨が砕けた場合に、外傷そのものより、更に痛い血流を制限することによる阻血痛に苦しんだ挙句に死ぬことになる。
また諸外国では目の保護のため保護用のポリカーボネート製のサングラスやゴーグルを支給している。これは怪我を治療するよりも、予防に勝る治療は無いとして防弾チョッキを着用させるのと同じ理屈による。しかし、陸自では目を保護するグラスは装飾品として原則禁止という時代遅れぶりだ。
陸自ではかつて米国で、迫撃砲の射撃訓練時に眼球を火傷して失明した事案があったにも関わらず、である。米国で発生したこの事故は、サングラスさえしていれば防げた外傷であった。陸自の解決法は迫撃砲の撃発を遠隔まで伸ばした紐を引いて行うことだった。だが、これだと迫撃砲の発射速度は恐ろしく低下する。まるでTVのコントだが、当事者たちは必死に考えたのだろう。平和ボケもいいところだ。こんなマヌケなことをやっている軍隊はない。この解決方と保護具の理解の無い自衛隊は米軍にあきれられたという。
(その3につづく。その1もあわせてお読み下さい。)
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