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心を蝕む“難民・移民”に対する不寛容さ

Japan In-depth / 2016年7月26日 23時0分

日本の家族づれが公園で子供との時間を過ごすのとまったく変わらない楽しい時間を過ごして、家に帰るとまた新たに起きたドイツの事件のニュースがやっていた。テレビには、また難民が問題を起こしたのかと不安な表情を見せている国民の様子が映っていたのだ。その夜はもう一件事件があり、さらに緊迫が増した。


そんなニュースを見ながら、フランス人達の言葉を聞きながらこう思う。「確かに、最近特に、難民、移民が関わる大きな事件が多い。しかしながら難民、移民とひとくくりにして語ってもいいものだろうか?」と。


個人の事情はみんな違う。人それぞれが生きた環境や扱われ方も違えば、人の人生も違ってくる。それは難民や移民じゃなくてもみんな同じことだ。無理解やレッテルからくる不寛容さは人のメンタルをむしばんでいく。ただ非難し続けるよりも、追い詰められることがないよう温かい目でみることも忘れてはいけないのではないだろうか?


小さい子供を抱えて、苦労しながらも必死で生きようとしているあの親切な若い難民の親子や、移民として苦労している知り合いのイラン人家族を見た後では、そう思わずにはいられなかったのだ。

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