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直ちに小池新党はない 若狭勝衆議院議員インタビュー

Japan In-depth / 2016年9月30日 8時0分

若狭氏)最終的にはどういう経路をたどるかは別として除名にはならないと私は強く期待しております。

安倍)そのような意味で若狭さんは早めにけん制球を投げたという恰好になっているわけですね。ところで、以前都連との仲介役にはならないとおっしゃっていましたね?

若狭氏)都連との仲介役という点ですが、そもそも、国と東京都の橋渡し・連携というものには、私においても、これまでの都知事選をふくめ、東京都出身の国会議員であるということもふまえて、東京都との連携、特にオリンピック・パラリンピックというビックイベントで東京都がホストシティではあるけれど、他方、国においても大きなイベントですのでその連携が必要となってくると思います。

そこにおいては私が適任だと思います。都知事選で戦ってきた小池さんのことも良くわかりますし、大いに力を尽くしたいと思います。仲介役という言葉がダーティーな言葉に聞こえてしまいますが、水面下で手を握るとか、手を握らせるとか、そういう意味合いはないということで、仲介役にならないと言ったものです。

安倍)都政との関わり合いは今後どのように考えていますか。

若狭氏)東京10区の衆議院議員という立場では、消滅可能性都市の豊島区と言われていますが、少子化という日本の大きな問題に絡むテーマですから、人口減をどうして克服していくのかが大きなフィールドになると思います。

安倍)小池都政がかかわっている新市場の問題、オリンピック・パラリンピックの問題とはどう関わっていきますか。

若狭氏)新市場の問題は農林水産省の認可が必要になり、その意味では、国の問題でもあると思います。豊洲も築地も日本で一番注目される市場なので、衆議院が持っているひとつの国政調査権の前提として、私が色んな調査をしてコミットしていくのはあると思います。

安倍)豊洲の問題も次から次へとでてきますが、都民として見ていると、地下空間が何故かできている。誰が責任者かわからない。しかし、いくら犯人探しをしても都の中で探しているので出てくるわけがないと思います。そうすると小池都知事が言っている真の情報公開、真の透明性からは遠くなってしまうので、いくら調査チームを作っても結局何も出てこない。となると余計失望感が出ます。そこで何か若狭さんができることはあるのでしょうか。

若狭氏)結論から行くと衆議院議員だと兼職規定に引っかかるので、東京都の顧問にはなれません。僕は副知事とか東京都の顧問になったとしたら自負心として相当な切込みはできるという思いはあります。残念ながらそれができないので側方支援的なものにとどまってしまいますが、小池知事は相当とことんやると思います。調査は一応しましたと形だけで終わることはないと思います。アプローチとして事実・真相解明に向けての勢いをもってやると思いますので、お茶を濁して終わる、最初から結論ありきのような調査を行うことは全くないと思います。

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