小池知事“子どもファースト”の社会的擁護明言
Japan In-depth / 2016年10月16日 10時32分
上田令子(東京都議会議員・地域政党「自由を守る会」代表)
「上田令子のハハノミクス!」
去る9月22日に、社会的擁護下にある「すべての子どもたちに温かい家庭を」をテーマに地方議員を中心に、当事者、里親さん、事業者等で運営し、上田が代表を務める「こども@ホーム」にてレインボーフォスターケア代表・藤めぐみさんを講師に招き、「社会的養護とLGBT」勉強会を開催した。
LGBTカップルに対象を広げることによって、里親の人的資源を確保するのみならず多様な価値観を有する家族は、社会的養護の子ども達が置かれた過酷な状況を理解しやすいということ。何より里親に、若くしてなれるというメリットなど新たな里親の選択肢を共有した。里親推進をさらにLGBTまでに広げようという社会的意識が高まっているといるが、東京都の歩みは遅い。
都では、確かに「家庭“的”養護を推進」としているが、要注意なのが、この中に小規模施設(グループホーム)も含めていることだ。(上田ブログ参照)愛着障がい回避のため重要な赤ちゃん時代、生後一ヶ月未満の乳幼児の里親委託はゼロとなっている。
世界では要保護児童は「施設から家庭へ」が主流となってきていることから、このような市民活動はもとより都議会議員として、議会活動でも質してきた。なぜ施設での養育に東京都が拘るのか…果たしてそれが正しいのか?経費の観点から見てよう。
【施設種別 児童一人あたりの予算額】(注1)(2015年第二回定例会文書質問より)
◆民間(=社福)児童養護施設◆
(社会的養護の必要な児童を養育する施設)
予算額※ 111億313万円
予算規模 2,803人
児童一人当たりの予算額 396万1千円
(※民間グループホームの一部経費を含む。予算規模には、民間グループホームを含む。)
◆民間(=社福)グループホーム◆
(地域の中で家庭的な雰囲気の下、6人程度の児童を養育する小規模施設)
予算額※ 22億4千338万3千円
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