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調査報道メディア「ワセダクロニクル」編集長に聞く (上)

Japan In-depth / 2017年2月19日 11時30分

■記者はみんなボランティア

安倍:まさしく調査報道って金もかかるし人手もいる、10人くらいボランティアがいるって聞いているんですけどその人達は記者なんですか?

渡辺:そうですね。ただ関わり方はそれぞれで。べったり時間をさける人とフリーでほかに仕事を抱えながら(という人もいる)。ドキュメンタリー作家とか動画関係はそういう人もいるし。こればっかりやっているわけではないし。関わり方は様々なんですけど10人くらいいます。

安倍:どういう出身の方が多いんですか、内訳は?

渡辺:元新聞の人もいるしフリーの人もいるし。ただテレビの人はいないか。まぁ逆にそういうところは強化しなくちゃな、と思って、動画のプロも仲間になって。今回の動画、あれはけっこう作りこんでいるんですけど。

安倍:あれはカメラマンも行ったんですか?それともご自分で?

渡辺:いやカメラマンも連れて行って。

安倍:なんかいいアングルでね。

渡辺:そうなんですよ。

安倍:あおりで。この辺に(カメラが)あって。

渡辺:ほんとにみんなよく喋ってくれるんでありがとうございますというか。(笑)

安倍:いい感じでねぇ。あれじゃないですか聞き方がうまいというか。

渡辺:いやいやそんなことはないです。

■運営はあくまで寄付にこだわりたい

安倍:クラウドファンディング、結構集まってますね。

渡辺:そうなんですね。ありがたいです。

安倍:もう一桁上を目指されたらいいと思いますけどね。あくまでも寄付にこだわるんですか。

渡辺:そうですね。

安倍:会員制じゃだめなんですか?

渡辺:いや別にダメではなくて。クラウドファンディングってどうしても単発なので。恒常的に作ろうと思えばこれからは当然寄付会員。ただ一発目で認知度もないのでそこはクラウドファンディングを活用しようということで。将来的には寄付会員をどんどん増やしていきたい、継続して応援していってほしい。

安倍: A会員B会員C会員じゃないけど、寄付の額によって変えるとか?

渡辺:待遇ですか?そこまではまだ正直頭が回っていなくて。そういうことを考える人も必要ですよね。マネタイズということですよね、そこはそこで専門でやってくれているチームがいて、当然まあ編集長のぼくが方針を決めてやるんですけど、そういう具体的なところは、僕はやっぱり記者しかやったことがないのでそういうのは全く疎いので。

安倍:あくまでも寄付にこだわってあえて会員を募らないのかと思っちゃって。

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