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歪んだ世界の日本観3 セックスレスの日本人

Japan In-depth / 2017年10月13日 12時19分

 ちょっと古い話ですが、2002年にすでにBBCが"Japan: The Missing Million"という番組で、日本の独特な現象として「ひきこもり」を取り上げています。

古森:"The Missing Million"というのは「いなくなって見えなくなった百万人」。つまり「ひきこもり」の人たちのことを言っているんですね。

キンモンス:そのとき、視聴者からは「日本だけの現象じゃない。自分も10数年間ひきこもっている」とか、「それはいま屋根裏に隠れている私の長男のことだ」とかいう電話やメールがたくさん寄せられました。にもかかわらず、いまだに『BBCマガジン』には1、2年に一度くらいの割合で、日本には相変わらず、相当な数の「ひきこもり」がいるというような記事が載るのです。

古森:「ひきこもり」はそのまま英語になっているんですね。「ツナミ」とか「カラオケ」のように。

キンモンス:はい。ヒキコモリ、コスプレ、エンジョコウサイ……みんな英語になっている言葉です。

(4に続く。1、2はこちら 全4回)

 

このキンモンス・古森対談は「世界の日本観はまだまだ蔑視と偏見だらけ」と題されて、月刊雑誌「WILL」2017年10月号に掲載されました。その内容を4回に分けて転載しています。

【修正: 2017年10月13日(金)13時36分

まとめに間違いがありましたので修正しました。】

修正前:日本以外にも出生率の低い国はありますが、海外メディアは伝えない。 修正後:日本以外にも出生率の低い国はあるが、海外メディアは伝えない。

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