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巧妙化する朝鮮総連のメディア工作(下)

Japan In-depth / 2017年10月20日 12時14分

どうもテレビ局は、報道機関は、この圧力に屈伏してこういった方々、指名された4人の方々をテレビに出していないようなんですね。これは、報道機関の使命と責任からしてゆゆしき問題じゃないかなあと私自身は考えております。

でね、えー、パク・トゥジンさんですね、コリア国際研究所のパク・トゥジンさんですね、この人にお会いして資料もいただいたんですけでも、2013年に主にフジテレビ系列で彼はいろいろと取材を受けたり出演したりということで1年間にテレビ出演・録画・監修等83回も取材を受けているのですね。ところが13年の後半からバサッと途絶えてきたと、2014年からは全面出演停止措置が取られたというふうなことなんですね。常連だった「新報道2001」も出れなくなったということなんですね。今年の4カ月で生出演は2件、ほとんどが電話取材、それも用いられることがないということなんですね。

パク所長がフジテレビに問い合わせたんですね。問い合わせたところ、「朝鮮総連からの圧力で出演させることができない」という風におっしゃったと、パクさんから教えていただきました。このことをお聞きになって、いかがお思いになりますか? これ本来はですね放送法のこともありますんで総務省ということなんですけども、はい。

委員長:藤川(ふじかわ)総務大臣政務官

藤川政人総務大臣政務官:えー、ご指摘の件についてお答させていただきます。初めてお聞きしたお話でもございますし、事実関係を承知していないということから、コメントは申し訳ないですけれども差し控えさせていただきたいと存じますが、ただ、先生おっしゃる放送事業者の取材・番組制作についての事項につきましては、番組事業者の個別の取材、番組制作の関わる事項について政府として承知する立場にはございません。

委員長:三宅君

三宅博議員:お応えできなかったら、私が事実をお話ししますので、答えていただけなかったら結構です。時間も限られていますので答弁は簡潔で結構です。知らないことは知らないと、率直におっしゃってくだされば結構です。

それで、放送法の第4条の観点からして、これは非常に問題があると、もちろん第4条の内容についてはご存じでしょうけど、第4条では政治的に公平であること。ところがですね、朝鮮総連からの圧力ですよ。各報道機関が自粛か屈服か知りませんよ。自らこうゆうふうに、むこうの指名した人たちについては出演をさせていないという事実があるんですよ。これ、とんでもない話でしょ。

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