トランプ宣言にパレスチナ無反応のわけ
Japan In-depth / 2017年12月30日 0時40分
写真)テルアビブ大学安全保障問題研究所コビ・ミハイル上席研究員
出典)The Institure for National Security Studies
以上の読売新聞の金子靖志記者のエルサレムからの記事は現地のパレスチナ人たちが今回のトランプ大統領の宣言に反発して抗議運動を大規模かつ長期に展開する状況にはまったくないことを伝えているのだった。その理由は一般パレスチナ人の「パレスチナ自治政府に対する不信感やイスラエル経済への依存の高まり」だというのである。
トランプ政権側としてはこうした状況をも当然、みすえての今回のエルサレム首都宣言だったといえよう。国際情勢への複眼的な考察の重要性を改めて実感させられるケースなのである。
トップ写真)エルサレム ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」を訪れるトランプ大統領 2017年5月28日
出典)photo by Matty Stern/U.S. Embassy Tel Aviv
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