IOCよ、スポーツに政治持ち込むな
Japan In-depth / 2018年2月15日 11時15分
北朝鮮選手の特別扱いにより、IOCはスポーツ競技の根幹である公平性をないがしろにした、と批判されても仕方がない。政治的宣伝の排除をうたった五輪憲章との整合性も問われるのではないか」(2月9日社説)と批判した。
産経新聞は2月10日の「主張」で、平昌五輪を政治介入で汚した張本人は北朝鮮だと指摘し、「平昌冬季五輪が開幕した。だが本来、わくわくと胸躍るはずの日に接する現地発のニュースは、スポーツと縁遠いものばかりが目立つ。異形の大会としたのは誰か。まず、政治宣伝の場として大会を揺さぶり続ける北朝鮮である」と露骨な政治五輪に変質させた主犯を断罪した。
バッハ会長はこうした厳しい批判を謙虚に受け止め、今後朝鮮半島を始めとしたいかなる国の政治にも介入しない原則的姿勢を堅持してもらいたい。それがオリンピックの権威を高める道である。
TOP写真:オリンピックの旗を振るIOCバッハ会長 2014年ソチ
flickr : Republic of Korea
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