性被害撲滅、詩織さん国連で訴え
Japan In-depth / 2018年3月21日 11時9分
ここまで流暢な英語で受け答えし、スピーチができる日本人には、あまり会ったことがない。聡明さが際立ち、活動家としての才能が感じられる。日本でバッシングを受け、居場所がなくなった時に声をかけてくれたイギリスの人権団体の招きで、ロンドンに移住したという彼女だが、日本を捨てたわけではない。ドキュメンタリストとして、日本の性犯罪被害者たちの取材を開始しているという。
写真)国連パラレルイベントで伊藤さんの話に耳を傾ける観客たち
撮影)井上麻衣子
誰もが伊藤さんのように、実名、顔出しで被害を告発できるわけではない。家族や職場、人間関係などを考え、泣き寝入りし、自分が我慢すれば良いと考えてしまう人はまだまだ多いだろし、男性が被害者になる場合もあるだろう。日本ではタブー視されがちな性被害だが、周囲が見て見ぬ振り、聞かぬ振りでは加害者と同じである。法整備、支援制度を整えることは欠かせないが、まずは性犯罪、被害者に対する意識を変えることから始める必要があるだろう。
この記事に関連するニュース
-
本物もディープフェイクも性犯罪被害者の傷は同じ…なのに処罰は軽い韓国の事情
KOREA WAVE / 2024年6月3日 13時0分
-
「男性12人から性的暴行を受けた」と虚偽告訴…誣告罪の韓国30代女性に懲役3年
KOREA WAVE / 2024年6月2日 17時0分
-
米大スター、元恋人への暴行をついに謝罪 。映像公開され「言い訳はしない」
女子SPA! / 2024年5月28日 8時44分
-
日本の大学にもパレスチナ支持デモが広がっているが......
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月22日 15時15分
-
【水原一平被告】司法取引の『合意文書』読み解くと見える"量刑レベル25"...国際弁護士に聞く「プリズンコンサルタント」とは?さらに早くもドラマ化の動きも?
MBSニュース / 2024年5月10日 19時40分
ランキング
-
1ハチに刺されて従業員死亡…測量業者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検
読売新聞 / 2024年6月4日 7時16分
-
2「空き缶にハイター入れた」 川崎の京急線車内で爆発 神奈川県警、20代男性を事情聴取
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年6月3日 23時40分
-
3「ことしはメスのクマ520頭捕獲」北海道が保護管理委員会で生息数増加抑制のため目標定める
STVニュース北海道 / 2024年6月4日 7時52分
-
4大阪・泉南市中1自殺、教育長「生徒と信頼関係が築けなかった」謝罪
産経ニュース / 2024年6月3日 20時39分
-
5花粉症対策でスギ植え替え促進 林業白書、発生源2割削減
共同通信 / 2024年6月4日 9時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください