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全拉致被害者帰国に全力尽くせ

Japan In-depth / 2018年4月25日 16時31分

 

「まずは南北、そして米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう私が司令塔となって全力で取り組んでいく。」

 

「拉致問題解決のためには国民が一致して拉致被害者を日本に返すとの強い声を伝えていくことが必要。その声が国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かすことにつながっていく。」と述べた。

 

加藤勝信拉致問題担当大臣は、今後の拉致問題の国内外の啓発活動について以下のように述べた。「政府としても拉致問題の啓発に取り組んでいるが、特に今まで拉致問題に触れることがすくなかった若い世代への啓発が重要であるという認識のもと、アニメ「めぐみ」の積極的な視聴や作文コンクールへの参加を全国の教育委員会に要請した。また、今年度は小中の教員を対象に拉致問題の取り上げ方に対する研修も行っていく。最近ロンドンでは日本人の拉致問題を題材にした「The Grate Wave」がナショナルシアターにて1ヶ月上映され、拉致問題を知らなかった英国の人々にも衝撃と感動を与え好評を得たと聞いている。こうした機会を逃さず拉致問題の国際啓発にも取り組んでいく。」

写真)拉致問題担当大臣 加藤勝信氏
©Japan In-depth編集部

 

また、各党の代表が超党派での連携を強めていくことを語ったほか、上田清司埼玉県知事をはじめ拉致問題地方議会協議会からも33都道府県の79名が参加した。

 

 

そして、家族会からは、横田早紀江さん、横田拓也さん、横田哲也さん、飯塚耕一郎さん、本間勝さん、有本明弘さん、市川健一さん、増元照明さん、斉藤文代さん、松木信宏さん、松本猛さん、寺越昭男さん、北野政男さん、内田美津夫さん、浜本七郎さんが改めて早期解決を訴えた。

写真)家族会の方々
©Japan In-depth編集部

 

13歳の時に中学からの帰宅途中で拉致された横田めぐみさんの母、早紀江さんは、「皆の思いが結集して40年経ってようやくこのように形に現れてきたんだなと思う。主人も体調が悪くなり皆さまの前には出られなくなったが、彼は彼なりに1000回を超える講演会を行い全身全霊をかけてやってきたので、お互いもうこれでいいね、と言っているが、会えるまで頑張ろうね、と励ましている。どうか、誰にもこのようなことが二度と起きないように、日本のために一緒に戦ってください。」と述べた。 

写真)横田早紀江さん(左)と横田拓也さん(右)
©Japan In-depth編集部

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