北朝鮮情勢変動の中でどうみる拉致問題
Japan In-depth / 2018年5月19日 11時0分
トランプ大統領が金正恩委員長との会談で日本人拉致を議題とし、その一挙解決を求めることは確実だろう。だが金委員長が従来の否定を繰り返した場合の日本側としての対応も考えておくことは不可欠である。
しかしこの拉致問題に示したアメリカの態度は韓国や中国の冷淡さとくらべると日本にとっての含蓄は深遠である。この点での日本の実体験は朝鮮問題全般への対応に関しても、人権や人道という領域を越えて、国家安全保障という面でも貴重な教訓だといえよう。簡単に言うならば、いまの日本にとって、とくに朝鮮半島情勢の激しい変化を目前にして、日本人拉致事件でも、日本自身の国家安全保障でも、まず頼りになるのはアメリカなのである。
トップ画像/安倍首相とトランプ大統領 出典:首相官邸
【訂正】2018年5月19日
本記事(初掲載日2018年5月19日)の本文中、写真1枚目のキャプション「横田哲也氏」とあったのは「横田拓也氏」の間違いでした。お詫びして訂正いたします。本文では既に訂正してあります。
誤:米国務省 チャン国務次官補代理代行と面会する横田哲也氏(中央)、救う会会長西岡力氏、衆議院議員山谷えりこ氏 出典:山谷えりこFacebook
正:米国務省 チャン国務次官補代理代行と面会する横田拓也氏(中央)、救う会会長西岡力氏、衆議院議員山谷えりこ氏 出典:山谷えりこFacebook
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