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もはや治る見込みがない病理 サッカー日本代表のカルテ その4

Japan In-depth / 2018年5月26日 11時0分

前述のように彼は、ポルトガル1部リーグで輝かしい実績を残したが、その中身を詳細に見れば、左ウィングでの起用が多かったものの、2トップの一角を任されたり、右ウィングから、試合の流れの中ではトップ下を任されたことまである。


一方、今次の代表候補に名を連ねた27人の中で、これまで複数のポジションを実際にこなして結果を出してきた本田は別格としても、他に誰が中島以上にポリバレントだと言うのだろうか。


ここでハリルホジッチ前監督が解任された際の、協会側の説明を思い出さずにはいられない。いわく、「ワールドカップ本大会で勝つ可能性を2パーセントでも3パーセントでも上げるため」であると。


目先の結果(それも、1次リーグで勝ち点が取れるかどうかというレベル!)にこだわり、選手には突出した速さや強さより器用さばかりを求め、冒険は避けようとする。そうすれば責任を取らずに済むと考える。


日本サッカーの病理は、もはや「一度死ななきゃ治らない」


ところまで来てしまったのだろうか。


トップ画像/日本vsブラジル コンフェデレーションカップ2013 出典:Fabio Rodrigues Pozzebom/ABr


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