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「解説者・大島優子」待望論 超入門サッカー観戦法 その2

Japan In-depth / 2018年6月24日 0時48分

そもそも、過去にワールドカップで優勝を飾った国はブラジル、ドイツ(旧西ドイツを含む)、イタリア、フランス、アルゼンチン、ウルグアイ、スペインの7カ国しかない。なにが起きるか分からないと言われつつ、限られた数の強豪国はやはり強いというのも、サッカーの面白いところだろう。

最多優勝はブラジルの5回で、この国こそ世界一のサッカー大国であることは、誰もが認めるところであるに違いない。しかし、そのブラジルも初参加(1930年ウルグアイ大会)の当時は、アルゼンチンやウルグアイと比べて、はるかに格下だと見なされていた。

ウルグアイは綿花などの貿易の関係で、中南米でも白人人口(ヨーロッパ系移民)の比率が高く、昔からサッカーが盛んだった。この話は、本シリーズの中であらためて触れる。

言わば、サッカーにおいてはウルグアイの後塵を拝していたブラジルだが、28年後、1958年スウェーデン大会において、当時17際だったペレを攻撃の軸とする代表チームが見事に初優勝を飾ったのである。実に6度目の正直であった(第2次世界大戦のため、1942年、46年の開催は見送られた)。

▲写真 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ(2011年) photo by flickr  MIXTRIBE

日本も、プロサッカーリーグの旗が揚がって30年、ワールドカップ本大会にも6回連続で出場を果たしている。そろそろ本気で、4年後、8年後の大会で優勝を目指すくらいの気概を持たないと、サッカー人気もじり貧になりかねない。

解説ひとつとっても、元代表選手よりアイドルの方がまともなことを言う、という有様では、まだまだ前途多難だ。

トップ画像/ケープタウンスタジアム photo by warrenski

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