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終戦記念日に想う「兵どもが夢の跡」

Japan In-depth / 2018年8月14日 15時36分

 



 


真)トルコ・エルドアン大統領


出典)Photo by Kremlin.ru


 


 それにしても、エルドアン大統領は頑張っている。天下のトランプを敵に回し、圧力に屈しない指導者を演じているからだ。しかし、トルコ経済は彼が思うほど強靭ではなかった。トルコは曲がりなりにもNATO、OECD加盟国であり、基本的には自由主義体制なのだが、下手に自由な国である分、強権政治をやれば、その反動も大きい。


 



 


写真)2016年7月15日の軍クーデター未遂事件後、エルドアン大統領支持者のデモ 2016年7月22日


 Photo by Mstyslav Chernov


 


 エルドアン大統領は国民にリラ防衛の協力を求めたが、トルコ国民はその訴えを事実上無視。リラは減価が続いている。今回の事件は、ロシアであれ、イランであれ、更には中国ですら、米国と本気で対決しようものなら、それ相応の犠牲を払う必要があることを示している。所詮、これも「兵どもの夢の跡」なのだが・・・。


 


 世界各地とも事実上お休みなのだろうか。特記事項は少ない。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


 


トップ画像:全国戦没者追悼式(2017年8月15日)、出典:首相官邸


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