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「ビジネス英語」という幻想

Japan In-depth / 2018年8月31日 23時0分

 


出版業界で働いていない人は「束見本」「ノンブル」「トルツメ」を知らない、広告業界で働いていない人は「オリエン」「純広」「シズル感」を知らない、テレビ業界で働いていない人は「完パケ」「アバン」「パン」を知らない・・・


 


というように、日本語でも、業界や業種が違えば知らない言葉だらけだ。


 


でも、これは単に知らないだけであり、ビジネスとしての日本語スキルがないということにはならない。一度覚えてしまえばおしまいだ。


 


■ 私たちは英語においてはまだ学生


 


もう一度言おう。「ビジネス英語」なんて変な言語は存在しない。


自分たちが勝手に作ったそんな幻想の言語に怯えずに、英語をどんどん使ってほしいと強く思う。私たちが学生から社会人になった時ように、使ううちに適切な表現というものは身についていくもの。


 


私たちはまだ、英語においては学生であるだけなのだ。であれば、早く卒業しよう。さっさと英語社会に出て、実践で学ぶことほど早い成長はないと私は思う。


 


トップ画像:イメージ 出典)ACフリー画像


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