ゴーン報道に見る日本の労働倫理
Japan In-depth / 2018年11月28日 11時19分
〇中東・アフリカ
ジャーナリスト殺害事件で米国は今もサウジ皇太子に配慮しているようだが、先週はスパイ容疑で終身刑を宣告された英国の若い学者につき、英政府がアラブ首長国連邦に強烈な圧力をかけ、結局その学者は恩赦で釈放されたらしい。英国ですらここまでやるのだから、トランプ政権だってサウジに圧力を掛けても良さそうなのだが。
パキスタンではバルチスタン独立運動の過激派がカラチの中国総領事館を攻撃したそうだ。これまでも地方では散発的に中国人を狙った攻撃があったが、今回はそれが大都市でも起きたという点が目新しい。中国とパキスタンが同盟国同士にもかかわらず、中国の「一帯一路」政策の弱点が露呈した。この点で大いに注目すべきだ。
〇南北アメリカ
米国とメキシコの国境で例の中南米の難民・亡命希望者キャラバンが遂に米側国境に向け突入し始めた。米側は軍が催涙弾を使ってこれを防いだそうだ。難民たちの気持ちも分からないではない。しかし、こうして騒ぎが大きく、より過激になればなるほど、トランプ氏への支持は高まるだろう。これでは逆効果だと思うのだが・・・。
〇インド亜大陸
特記事項はない。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ画像)2013年ノルウェー訪問時、取材を受けるゴーン氏
出典)Flickr; Norsk Elbilforening
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