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悠仁親王の帝王学は京都と世界で

Japan In-depth / 2019年5月1日 7時0分

悠仁親王の帝王学は京都と世界で


岩田太郎(在米ジャーナリスト)


「岩田太郎のアメリカどんつき通信」


【まとめ】


・世界情勢激動期に即位される悠仁親王に時代の精神示す役割も。


・人格形成期に京都や奈良で皇祖の歴史と伝統を学ぶことを願う。


・皇室の継続と継承の役割を将来の天皇が体感されることは重要。


 


【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=45518でお読みください。】


 


平成から令和へと御代が移り変わる。天皇の崩御ではなく、譲位による時代の変化であるために米国のとらえ方は冷静で、悪く言えば無関心だ。


中国が米国の超大国としての地位を脅かすようになった今では想像ができないかも知れないが、1989年1月に昭和天皇が崩御されて御代が移り変わった際には、中国ではなくわが国が米国の産業やイノベーションの地位を脅かすと広く信じられており、米論壇やメディアの熱い注目を浴びたものだ。今回は、変化が外から見えにくい。


そうした目立たない時代の変遷の裏で、さらに見えにくいのが「令和の次に来るべきもの」である。皇位継承者の順番からすれば、新陛下の後を継いで即位されるのは皇嗣殿下であられる秋篠宮文仁親王(53)だ。だが、同世代の新陛下の御代が長くなるほど高齢即位となり、不都合も多い。


ご自身の第1男子であられる悠仁親王(12)に即時の譲位をされるのか、注目される。


こうしたなか、米国の衰退や中国の台頭、朝鮮半島情勢の急激な変化など、世界の激動の中で迎える令和の始まりにおいて、将来の天皇となられる悠仁親王の青年期について考えておくことは、日本国民にとって極めて重要なことだ。



▲写真 悠仁親王(2013年11月)出典:外務省ホームページ


 


■ 聡明にお育ちの親王


悠仁親王は4月8日、東京都文京区のお茶の水女子大学附属中学校に御入学あそばされ、114人の新入生を代表して「それぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたい」と4分間にわたり宣誓された。


大変、ご聡明にお育ちの様子で喜ばしい限りである。また、悠仁親王が9歳になられた時には、友達と仲良く虫捕りをされ、学校では「信号機システム」を作成されていたという。


言うまでもなく、信号機とは「道路における交通の安全の確保、若しくは交通の流れを円滑にするために、進行許可・停止指示などの信号を示す装置」であり、行くべき道の選択の指示を示唆している。悠仁親王の将来の役割を暗示しているようだ。


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