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朝日新聞の歪んだアメリカ像

Japan In-depth / 2019年8月28日 11時0分

豊永氏はいまのアメリかの権威主義についてはさらに次のように書いていた。


「権威主義者は『一つであること、同じであること』を求める。『違い』を嫌い、多様性が苦手だ。強制的手段を用いてでも規律を全体に行き渡らせてくれる強いリーダーを好む」


要するに多様や違いを許さない独裁体制を好む人たちということである。ナチスと似た体制を求める人たちだと解釈するしかあるまい。だからトランプ大統領をヒトラーと同様の残酷な独裁者といいたいのだろう。そんな人物を支持するアメリカ国民は非民主的な権威主義者だと断じているのだった。いまのアメリカは民主主義を否定する国家であり、無知で危険な国民なのだという断定でもあろう。


さてそんな極端なアメリカ論の毒気に呆れた後に首都ワシントンの中心街に出て、ホワイトハウスや連邦議会ビルあたりを取材のために歩き、じつに多様な人物たちが明るい表情で活動しているのをみると、朝日新聞の描きたい「トランプのアメリカ像」のゆがみがまた一段と病んでみえるのだった。


トップ写真:朝日新聞社旗とトランプ米大統領 出典:朝日新聞社旗:Wikimedia Commons; Zscout370/トランプ大統領:Donald J. Trump facebook


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